パリの5大宝飾ブランドのひとつ「ブシュロン」。
160年以上の歴史があるブシュロンは、お客さまへ最高品質のジュエリーを提供できるよう、「ゴールド」や「ダイヤモンド」へのこだわりを遵守しています。
そこで今回は、ブシュロン独自の比率で構成されているゴールドや、ダイヤモンドを評価する「4C」基準について、詳しく解説していきます。
ブシュロンのこだわりのひとつゴールド
純金(24K)は非常に柔らかく細工しやすい素材です。一方、純金のままでは強度が足りず、ジュエリーに向かないという欠点も。
そこでブシュロンでは18Kゴールド、つまり純金75%を含む合金にして、強度を高めています。また、合金にした18Kゴールドは傷にも強い素材となるのです。
ブシュロンのこだわり(1)|イエローゴールド
ブシュロンの18Kイエローゴールドは、「ゴールド75%:シルバー12.5%:銅12.5%」の比率で構成されている合金です。
ブシュロンのこだわり(2)|ピンクゴールド
ブシュロンの18Kピンクゴールドは、「ゴールド75%:銅20%:シルバー5%」の比率で構成されている合金です。
ブシュロンのこだわり「4C」を遵守するダイヤモンド
160年以上の歴史があるブシュロンでは、お客さまへ最高品質のダイヤモンドを提供できるよう、「4C」の厳格な基準を設けて選別しています。
「4C」とは
カット・カラー・カラット・クラリティに基づく4つの要素のことを表し、頭文字にCが付くことから「4C」と呼ばれるダイヤモンドの評価基準。
ダイヤモンドの『4C』基準(1)|カット
原石から正確に美しくカットされたダイヤモンドは、最大限に魅力を引き出します。
また、ダイヤモンドカットのグレードは5段階のグレードになっています。
- エクセレント(Ex)
- ベリー・グッド(VG)
- グッド(G)
- フェアー(F)
- プアー(P)
ブシュロンでは、最高ランクの「エクセレント」から「ベリー・グッド」のダイヤモンドのみ使用。
さらにファセットを正確にカットしているダイヤモンドを用いており、美しい輝きを生み出しています。
ダイヤモンドの『4C』基準(2)|カラー
ダイヤモンドのカラーとは、国際基準にて決まっておりDからZに分類されています。
Dカラーのダイヤモンドは無色で、Zカラーのダイヤモンドは黄色が強くなります。
ブシュロンがジュエリーに使用しているのは、上質な無色のDからGまでのダイヤモンドです。
ダイヤモンドの『4C』基準(3)|カラット
カラットとは、ダイヤモンドやさまざまな宝石の重さの単位のことを表します。
「1カラット=200mg」です。
ダイヤモンドは、カラット重量により価値が上昇します。
ただし、カラー・クラリティ・カットなどの「4C」要素と密接に結びついており、トータルの水準でダイヤモンドの品質が決定されます。
ダイヤモンドの『4C』基準(4)|クラリティ
ダイヤモンドのクラリティ(透明度)とは、内部のインクルージョン(内包物)や外部のブレミッシュの程度を表しています。
クラリティの国際基準はFLからl3の6ランクに分類されています。
ブシュロンは、フローレス(FL)からベリースライトリーインクルーデッド(VS2)のダイヤモンドのみを使用しています。
- フローレス(FL)
10倍に拡大しても、インクルージョンやブレミッシュが全くない。 - インターナリーフローレス(IF)
10倍に拡大しても、インクルージョンがない。 - ベリーベリースライトリ―インクル―デッド(VVS1・VVS2)
インクル―ジョンがほんのわずか見られるが、10倍に拡大しても目視するのは困難。 - ベリースライトリ―インクル―デッド(VS1・VS2)
10倍に拡大すればなんとか目視できるが、微小なインクルージョン。 - スライトリ―インクル―デッド(SI1・SI2)
10倍に拡大するとインクルージョンが確認できる。 - インクル―デッド(I1・I2・I3)
10倍に拡大すると安易にインクルージョンが確認でき、肉眼でも確認できるものもある。
ブシュロンで本物のダイヤモンドジュエリーを
今回はブシュロンがジュエリーで取り扱っている、ゴールドやダイヤモンドのこだわりについて解説しました。
ブシュロンは、2006年より「Responsible Jewelry Council(RJC:責任ある宝飾品業のための協議会)」のメンバーです。
そのため、信頼度の高い認定方法を策定しています。
時間を経ても色あせない、本物のブシュロンジュエリー。
さらにダイヤモンドは、宝石の中でも唯一無二の輝きを魅せてくれることでしょう。
結婚や記念日に、ブシュロンのダイヤモンドジュエリーをぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。