「ジュエリーとアクセサリーの意味のちがいを知りたい」
「すぐにジュエリーとアクセサリーを見分ける方法ってあるの?」
当店でもよくジュエリーとアクセサリーのちがいについて質問されますが、お客様は基本的な知識だと思われて、意外と聞きづらいと思っている方が多い印象です。
そこで今回はジュエリーとアクセサリーのちがいやかんたんな見分け方を分かりやすく説明します。購入前の知識として参考にしてください。
ジュエリーとアクセサリーの意味のちがいは素材で判断を
アクセサリーは「装身具」という意味があり、ネックレスやイヤリング・ピアス、帽子やベルトといった身に着けるものにつかわれる言葉です。
また、つかわれる素材に制限がないため「布・革・メッキ」といったさまざまなタイプの種類が意味に含まれます。
一方でジュエリーの基準は、日本ジュエリー協会(JJA)が示す業界基準に基づいています。
ジュエリーとして定義されているものは以下の表のとおりです。
| ジュエリーと定義されている素材 | 素材の特徴 |
| ダイヤモンド | 炭素からできている硬い宝石。 重さを「カラット」で表す。 |
| カラーストーン/誕生石 | ダイヤモンド以外の天然宝石のこと。 1月~12月の誕生石もジュエリーに値する。 |
| 有機質宝石 | パール・サンゴ・コハク・象牙・べっ甲などの宝石。 |
| 「8種類」の貴金属 | ゴールド・シルバー・プラチナ パラジウム・ロジウム・ルテニウム オスミウム・イリジウムの8種類の貴金属 ※これらは国際的に「貴金属(Precious Metals)」と定義されている金属です。 |
また、使われている貴金属や宝石の「含有量」のちがいによってもジュエリーに値するかの判断基準が変わってきます。
高価な宝石が使われているジュエリーの場合、「鑑別書」や「鑑定書」が付属することがあります。
ジュエリーとアクセサリーをかんたんに「石の留め方」や「刻印」で見分けよう
ジュエリーを素材で判断するのは分かったけど、もっとかんたんに見分ける方法が知りたい!…そんなときは「石の留め方」や「刻印」でかんたんに見分けましょう。
一般的にアクセサリーは石を接着して留めていることが多く、ジュエリーでは爪留め・彫り留め・伏せ込みなど、金属で固定する方法が用いられます。
(爪留め:爪と呼ばれる小さな棒状の地金を倒して石を留める方法)
またジュエリーとアクセサリーのちがいを確認するには刻印を見て判断もできます。
一般的に刻印は、「貴金属の種類と品位(純度・金属の含有量)」や「自社の商標」をメーカーや販売業者が責任をもって現したものです。
日本では「指輪の内側」や「ブローチの裏側」に表示されていることが多いですが、海外ジュエリーでは表側に表示されていることも。
そして、ここで注意してほしいのは「ジュエリーに値する金属が使われていた」としても、「金属の含有量」が基準に満たしていなければ、ジュエリーとは呼べない点です。
使われている金属の保有量がジュエリーの基準に満たしているかも一緒にチェックできるとよいでしょう。
でも、刻印の種類や含有量まで覚えておけない…ほとんどの方はこのように思うはずです。
そこで、ジュエリーの刻印と含有量のみを下記の表にまとめたので、この記事をブックマークしてチェックするときに使ってください。
ジュエリーの定義・刻印と含有量「ゴールド」
ゴールドは割り金(金に別の金属を混ぜて合金をつくること)によって、イエロー、ピンク、ホワイト、グリーンなどの色がつくれます。
ホワイトゴールドはプラチナに比べて軽く、比較的価格を抑えやすいことから、ジュエリーにも多く使われてきました。
【ゴールドの刻印と含有量】
| 表記名 | 金の含有量 |
| K24またはAu999 | 純金:99.9%以上 |
| K20またはAu833 | 20金:83.3%以上 |
| K18またはAu750 | 18金:75.0%以上 |
| K14またはAu585 | 14金:58.5%以上 |
ジュエリーの定義・刻印と含有量「シルバー」
シルバーは黒く変色しやすいですが、磨き直しもでき使用感の味も楽しめる金属です。
主にSv(Ag)925のものが多く、銅のみを混ぜた合金を「スターリングシルバー」と呼んでいます。
【シルバーの刻印と含有量】
| 表記名 | 銀の含有量 |
| Sv1000またはAg1000 | 純度100% |
| Sv950またはAg950 | 95.0%以上 |
| Sv925またはAg925 | 92.5%以上 |
| Sv900またはAg900 | 90.0%以上 |
| Sv835またはAg835 | 83.5%以上 |
ジュエリーの定義・刻印と含有量「プラチナ」
プラチナはブライダルジュエリーの素材として人気の高い金属です。
純プラチナは柔らかく変形しやすいため、わずかに硬化剤を加えた「ハードプラチナ」も販売されています。
主に刻印では「PtまたはPm」と表記されていますが、「PTP」はプラチナメッキと意味がちがってくるので気をつけてください。
【プラチナの刻印と含有量】
| 表記名 | プラチナの含有量 |
| Pt1000 |
純プラチナ |
| Pt950 | 95.0%以上 |
| Pt900 | 90.0%以上 |
| Pt850 | 85.0%以上 |
まとめ|ジュエリーとアクセサリーの意味のちがいは
「金属や宝石の素材」や「石の留め方・刻印」でチェックしよう
- ジュエリーは、定義された宝石と貴金属が使われているものを指す
- 石の留め方や刻印をチェックして見分ける
以上の2点をおさえておけば、ジュエリーを購入するときに知識として役立つでしょう。
これってジュエリー?アクセサリー?と分からなくなってしまったときは、ぜひこの記事を参考にしてください。