ダイヤモンドの輝きを構成する3つの要素とは?その特徴を解説

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ダイヤモンドの輝きを構成する3つの要素とは?その特徴を解説

ダイヤモンドはキラキラとした極上の輝きが最大の特徴ですよね。
その輝きには3つの種類があるのをご存知でしょうか?

今回はダイヤモンドが放つ3つの輝きの特徴と、輝きの評価基準について解説します。
これからダイヤモンドの購入を考えている方は必見です。
ぜひ最後までお読みください。

 

ダイヤモンドが輝く理由とは

実はダイヤモンドの原石は、私たちが想像するような強い輝きを持っていません。
では、なぜ私たちが知っているダイヤモンドは、キラキラと輝いているのでしょうか?

その主な理由を2つ紹介します。

1.優れた職人によるカット

ダイヤモンドは優れた職人がカットすることで、光を取り込みキラキラとした輝きが生まれます。

古来は、ダイヤモンドの硬さを求めて採取されていたため、ほぼ原石のままで使われていたそう。
しかし、14世紀に入ってからダイヤモンドの輝きが着目されるようになり、さまざまなカット技術が生まれていきました。

2.屈折率

ダイヤモンドが優れたカットによって輝くのは、非常に高い屈折率を持つ宝石だからです。

ダイヤモンドの屈折率は2.419で、他の宝石と比較すると高い数値を誇ります。
屈折率が高いと、光が外へ逃げにくくなり、内部で反射しやすくなります。
このときの限界となる角度を「臨界角」と言います。

ダイヤモンドの臨界角は25度で、取り込んだ光の多くが折れ曲がって反射するため、強い輝きを放つのです。

 

ダイヤモンドの輝きは3種類に分けられる!特徴を解説

ダイヤモンドは、すべて同じように輝くわけではありません。
輝きの種類によって下記の3つに分けられています。

  • ブリリアンス
  • シンチレーション
  • ディスパージョン

それぞれ特徴を解説します。

1.ブリリアンス

ブリリアンスはブライトネスと呼ばれることもあり、ダイヤモンドの内部反射を中心とした、全体の白く明るい輝きを指します。
優れたカットによる、白くて明るい輝きが特徴です。

ダイヤモンドの表面で反射した「ダイヤモンド光沢」と呼ばれる強い光と、内部で反射して出てきた光の2種類によって発生します。
一般的な宝石は「ガラス光沢」と呼ばれ、反射率は4%程度ですが、ダイヤモンド光沢は約17%の反射率を持ちます。

内部反射は、下部が浅すぎると光が下へ抜け、深すぎると横へ逃げてしまうため明るさが減少します。ブリリアンスはカットの質の高さが重要だと言えるでしょう。

2.シンチレーション

シンチレーションは、ダイヤモンドを動かしたときなどに見られる輝きを指します。
ダイヤモンドのカット面の数や研磨、角度の精度が重要で、さらに「スパークル」と「パターン」に分けられます。

スパークルは、ダイヤモンドの表面の輝きを指し、動かしたり、見る角度を変えたりしたときに分かるもの。
パターンは、明るい部分と暗い部分の光のコントラストを指します。

適切にカットされたダイヤモンドは、スパークルが均等でパターンがはっきりとしている点がポイント。
一方で、カラットを大きくするためにプロポーションを崩したダイヤモンドは、シンチレーションが弱くなり、動きのある輝きが出にくくなります。

3.ディスパージョン

ディスパージョンは、ダイヤモンドにさまざまな波長の光が入り、屈折率の違いで7色に輝きます。日本では「分散」とも言われ、虹が七色に見えるのと同じ原理です。
一般的に、青色の光は赤色の光に比べて屈折率が高いのですが、この屈折率の差が大きいほど7色が鮮明に見えると言われています。

ダイヤモンドは屈折率の差(分散値)が0.044と大きく、虹色の輝きが強く現れます。他の鉱物と比較すると高い値を持っている点が特徴です。
燃えているようにも見えることから「ファイア」とも呼ばれています。

 

ダイヤモンドの輝きを決めるカットの評価基準

ダイヤモンドはカットによって輝くとお伝えしましたが、国際的に採用されているGIA(米国宝石学会)の基準では、3つの評価項目と5段階の総合評価によってカットが評価されます。

評価基準と総合評価のポイントを解説します。

3つの評価基準

評価基準は下記の3つです。

  • プロポーション
  • ポリッシュ
  • シンメトリー

1.プロポーション

プロポーションは、ダイヤモンドの形を評価します。
各部分のサイズや比率などを測定し、バランスよく美しく輝く形かどうか総合的に評価されます。

2.ポリッシュ

ポリッシュは、ダイヤモンドの研磨の状態を評価します。
ダイヤモンドを10倍で観察したときの傷や残留物などの状態で、評価が決まります。

3.シンメトリー

シンメトリーは、ダイヤモンドが左右対称かどうか、歪みがないかどうかなどを評価します。
ダイヤモンドを10倍で観察したときの各部分の角度や長さが対称であるかなどで評価が決まります。

5段階の総合評価

ダイヤモンドのカットは、以下の5段階のグレードに分けられます。

  1. エクセレント
  2. ベリーグッド
  3. グッド
  4. フェア
  5. プア

さらに、最終的な総合評価も同じく5段階で分けられ、エクセレントが最も高く、プアが最も低い評価です。

ブリリアンス・シンチレーション・ディスパージョンがバランスよく美しく輝くダイヤモンドが理想とされており、プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーのすべてがエクセレント評価のものを「トリプルエクセレント」と呼びます。

 

ダイヤモンドは好みによって輝きの種類を選ぼう

ダイヤモンドは、カットの仕方や屈折の方法によって輝き方が異なります。
遠目からでもキラキラと輝くものが好きならブリリアンス、虹色に輝くものが好きならディスパージョンなど、どの輝き方が好みかは人それぞれ。
実際にどのような輝き方をするのかチェックしてみるのもおすすめです。

輝きの違いを意識しながら、実際に目で見て、お好みのダイヤモンドを選んでみてはいかがでしょうか。

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