宝石が本物か偽物か知りたい!真珠とダイヤモンドの見分け方を解説

約6分で読めます

宝石が本物か偽物か知りたい!真珠とダイヤモンドの見分け方を解説

市場に出回っている宝石には、本物を模して作られた偽物も数多くあります。

安価で本物そっくりの見た目を楽しめる魅力もあるため、偽物だからといって一概に価値がないわけではありません。

しかし、本物だと思って偽物を購入することは避けたいですよね。

この記事では、真珠とダイヤモンドに特化して、本物と偽物の見分け方の目安を解説します。
宝石の価値を正しく理解し、納得して身に付けるためにも、ぜひ参考にしてください。

真珠が本物か偽物かを見分けよう

白い布の上に置かれた、メレダイヤをあしらったイエローゴールドのパールリング

偽物の真珠の特徴と、見分けるときのポイントを解説します。

真珠には代表的なイミテーションが4種類ある

偽物の真珠は以下4つの種類があり、それぞれ核となる素材が異なります。

  • プラスチックパール
  • ガラスパール
  • コットンパール
  • シェルパール

順に特徴をみていきましょう。

(1)プラスチックパール

真珠の代わりに使われているのはプラスチックです。
プラスチックの核の周りにパール調の塗料をコーティングすることで、真珠のような輝きを演出します。

人工的につくられるため、歪みのないきれいな球体とつるっとした肌ざわりが特徴。

本物の真珠に比べて軽く、手に取りやすい価格なので、普段使いに向いています。
皮脂や汗に強く、扱いやすいのも嬉しいポイントです。

(2)ガラスパール

ガラスパールの核はガラスビーズです。
ガラスビーズに真珠箔を何層もコーティングすることで、本物に近い光沢感が得られます。

プラスチックパールと同様に表面はつるっとしていますが、その輝きと適度な重さから、より高級感があるのが特徴。

核となるガラスビーズは成形の段階で球体やオーバルなどに加工できるため、バリエーションを楽しめます。

(3)コットンパール

コットンパールの核はコットンです。
綿を圧縮し球体にした核に、真珠箔がコーティングされています。

ガラスやプラスチックとは違い、でこぼことした表面が特徴。
控えめな輝きは上品で、カジュアルなスタイルにもなじみます。

ほかの偽物の真珠よりも軽いため、大きなサイズでも負担になりません。
重さを感じやすいピアスやイヤリングにも向いています。

(4)シェルパール

天然の貝殻が核として使われています。
貝殻を球体に削って成形した核に真珠箔を何層も重ねるため、見た目・重量感・肌ざわりのすべてが本物に近づきます。

本物の真珠の価値には及びませんが、シェルパールのほうが扱いやすい面も。

本物の真珠は皮脂や汗に弱く、長期間そのままの輝きを保つのは難しいといわれています。
その点シェルパールは、見た目のクオリティだけでなく耐久性も備えています。

真珠が本物か偽物かを判断する4つの見分け方

偽物の真珠にも4つの種類があり、その特徴もさまざまです。
とくにシェルパールの場合、見た目だけで見分けるのは至難の業。

そこで、手元で確かめられるポイントを4つ紹介します。

  • 擦り合わせたときの質感
  • パール粒の揃い具合
  • ひもを通す穴のきれいさ
  • ブラックライトでの光り方

以下で具体的に解説します。
いずれも目安であって、確実な判定ではない点はご承知おきくださいね。

(1)擦り合わせたときの質感

真珠箔がコーティングされている偽物はつるつるとした質感ですが、本物の真珠は少しざらついています。

一粒だけの触感で分かりにくいときは、真珠同士を擦り合わせてみましょう。
本物の場合、若干の引っ掛かりを感じられます。

(2)パール粒の揃い具合

粒がきれいに揃いすぎていると、偽物の可能性があります。

本物の真珠もある程度の大きさに揃えられますが、色や形に多少のばらつきがあるのが自然。
加工された偽物は、不自然なほど一粒一粒が同じ色や形をしています。

(3)ひもを通す穴のきれいさ

偽物の真珠は穴を開ける際、真珠箔の膜がうまく処理されず、一部が穴に残っていたり飛び出していたりします。

本物の真珠には真珠箔のコーティングがないため、穴のふちがきれいに仕上がります。

(4)ブラックライトでの光り方

ブラックライトを当てると、本物の真珠は淡く光を放つものがあります。

ただし、蛍光塗料を使った精巧な偽物も存在します。
光り方だけで真贋を判断することはできないので、あくまで参考のひとつとして捉えてください。

ダイヤモンドが本物か偽物か見分けよう

メレダイヤで囲んだスクエアの枠に、ピンクの色石を留めたホワイトゴールドのリング

偽物のダイヤモンドの特徴と見分け方を解説します。

偽物のダイヤモンドは成分が違う

ダイヤモンドの成分は炭素のみ。
単一の元素からできている宝石は、ダイヤモンドだけといわれています。

偽物として流通するものでは、人工石「キュービックジルコニア」が代表的。
見た目はダイヤモンドによく似ていますが、主成分は二酸化ジルコニウムでまったくの別物です。

GIA(米国宝石学会)によれば、キュービックジルコニアのモース硬度は8.5。ダイヤモンドの10には及ばず、欠けや傷がつきやすい性質を持っています。

また、天然のダイヤモンドのほかに「人工ダイヤモンド」という名称を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

人工ダイヤモンドとは、合成によって作られたダイヤモンドのこと。
天然のものと同じく炭素の結晶ですが、天然か合成かは明示したうえで取引されます。

ダイヤモンドが本物か偽物かを判断する3つの見分け方

ダイヤモンドは見た目や肌ざわりだけでは、本物か偽物か見分けられません。
つぎの3つの方法が、手元で試せる目安になります。

  • ブラックライトを当てる
  • 息を吹きかける
  • 屈折率を確認する

(1)ブラックライトを当てる

ダイヤモンドのなかには、紫外線を受けて青く光るものがあります。

ただしGIA(米国宝石学会)によれば、蛍光を示すダイヤモンドは全体の25〜35%ほど。
光らないダイヤモンドのほうが多く、光るか光らないかで本物と偽物を判断することはできません。

(2)息を吹きかける

ダイヤモンドの熱伝導率の高さを利用する方法です。

本物のダイヤモンドに暖かい息を吹きかけると、曇りがすぐに消えていきます。
いつまでも曇りが残る場合は、別の石の可能性を考えてみましょう。

(3)屈折率を確認する

ダイヤモンドの屈折率を利用する方法です。

黒い点を書いた白い紙の上に石を置き、真上から覗きます。
ダイヤモンドは屈折率が高いため、一般的には石越しに黒い点が見えにくくなります。

まとめ|ダイヤモンドと真珠の本物と偽物を見分けて、宝石の価値を調べよう

真上から見た、パールを囲むようにメレダイヤを留めたイエローゴールドのリング

真珠やダイヤモンドは、見た目の美しさや希少性から人気があるため、偽物もたくさんあります。

偽物でも精巧につくられているものや、本物より扱いやすいものもあります。
適材適所でうまく活用すれば、宝石を楽しめる幅が広がるでしょう。

とはいえ、宝石の価値を正しく知るうえで、見分け方の目安を知っておくことは大切です。

今回紹介した方法はあくまで参考のひとつ。
確実に判定したいときは、鑑別機関や専門店にご相談くださいね。

本物と偽物の違いが分かったら、次に気になるのは「本物の中にもある違い」ではないでしょうか。同じ真珠でもタイプによって雰囲気は変わるので、自分に似合う一粒を探すヒントになりますよ。見分けの次は、真珠のタイプ選びもぜひのぞいてみてくださいね。

ジュエリーの購入・在庫確認はこちら

※商品タグは付きません。あらかじめご了承ください。

RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun

ランキング

すべて見る