「宝石について調べていると“サンゴ”という名前を見かけるけれど、どんな宝石なのだろう?」
宝石と言えばダイヤモンドやルビーなどが一般的。
しかし意外と知られていないのが、宝石として重宝されるサンゴ(コーラル)です。
実はジュエリー装飾として、日本だけでなく世界中でジュエリー素材として高い人気を誇っています。
この記事では、そんな宝石サンゴ(コーラル)についてご紹介します。
3月の誕生石でもある宝石サンゴに興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください!
ハイジュエリーに装飾される宝石サンゴ(コーラル)とは?

ジュエリーの装飾に用いられる宝石サンゴは、深海で長い年月をかけて育まれることから、「海の宝石」とも呼ばれています。
自然の中で作られた深みのある美しさから、古代より世界中で愛されているんです!
近年では高い人気による乱獲を防ぐため、保護の対象になっているほど。
しかし多くの人は、宝石サンゴをイメージできないと思います。
というのも、一般的なサンゴ礁を形成するサンゴと、宝石に用いられるサンゴは種類が異なるためです。
サンゴ礁は浅い海で育つため、陸上から確認できる位置にあります。
しかし、宝石サンゴは水深およそ100m以上の深海で育つため、普通の生活をしていても見る機会はありません。
深い海からしか採取できないため、とても貴重な宝石なんですよ。
宝石サンゴの歴史

宝石サンゴの装飾品としての歴史は、非常に古い時代にまでさかのぼるとされています。
発見された遺跡によると、なんと旧石器時代から装飾品として使用された可能性があるそうです。
より正確な情報だと、7〜8世紀ごろに地中海で宝石サンゴが収穫された記録があります。
地中海の宝石サンゴは比較的浅い海に生息しており、交易品として流通していたそうです。
地中海からシルクロードを通って、日本にも渡った記録があります。
実は日本でも宝石サンゴは収穫できるのですが、かなり深海に生息していたため、水揚げは江戸時代末期より行われたそうですよ。
サンゴ(コーラル)の石言葉の意味や効果

誕生石とは、1年12か月それぞれに定められた宝石のことです。
自分の誕生月の宝石を身につけると、幸運に恵まれるとされています。
4月の誕生石であるダイヤモンドや、7月の誕生石のルビーなどは知っている人がいるかもしれませんね。
実はサンゴ(コーラル)も、3月の誕生石のひとつとして知られています。
石言葉は「確実な成長」「家長の威厳」「長寿」「聡明」「幸福」など。
宝石サンゴの赤色が血や生命力を連想させ、古くから災害や病気から身を守る魔除けとして重宝されてきました。
また子供の健康や安産のお守りとして、身ごもった母親にも人気があったそうです。
ジュエリー装飾の宝石サンゴ(コーラル)をご紹介!
宝石サンゴ(コーラル)は赤色をはじめとして、たくさんの色の種類があります。
特にジュエリーとして知られている宝石サンゴには、次のような種類があります。
- 赤サンゴ(レッドコーラル)
- 桃色サンゴ(ピンクコーラル)
それぞれの特徴をご説明しましょう。
深みのある赤色が特徴的|赤サンゴ(レッドコーラル)
世間一般で「宝石サンゴ」と言われると、赤サンゴ(レッドコーラル)をイメージする人が多いです。
深みのある赤色が特徴で、重厚なジュエリーに装飾される傾向にあります。
赤サンゴは1センチ成長するのに数十年単位の時間がかかるといわれており、直径1センチを超える赤サンゴはとても貴重です。
ぜひその貴重な年月を、お手にとって体感してみてください。
可憐な桃色が奥ゆかしい|桃色サンゴ(ピンクコーラル)
奥ゆかしいピンク色が特徴の桃色サンゴ(ピンクコーラル)。
朱色から桜色まで幅が広く、赤サンゴよりも大ぶりのものが多いです。
また桃色サンゴは純愛や優しさの象徴とされ、幸せを呼び込む宝石と言われています。
白い色が混ざってしまうことがあり、均一で美しいピンク色の個体はごく限られているとされています。
赤サンゴとまた違った意味で、貴重な宝石とされています。
まとめ|宝石サンゴは生命力と守護を象徴する3月の誕生石

深海で長い年月をかけて育まれる宝石サンゴは、生命力や幸福を象徴する特別な宝石です。
赤サンゴや桃色サンゴそれぞれに異なる魅力があり、古くから魔除けや健康のお守りとして大切にされてきました。
3月の誕生石として、自分へのお守りはもちろん、大切な人の幸せを願う贈り物にもふさわしい宝石です。
自然が生み出した深みのある美しさを、ぜひジュエリーとして取り入れてみてはいかがでしょうか。