俳優・声優として活躍する津田健次郎さんが、ブシュロンのジュエリーを身につけた姿が公式SNSで公開されました。深く落ち着いた黒と、冷たく光る白。その組み合わせに目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
身につけられていたのは、ブシュロンを代表するコレクション「キャトル」のブラック エディションです。
この記事では、そのキャトル ブラックがどんなジュエリーなのか、どんなラインナップがあるのかを、ひとつずつ見ていきます。
津田健次郎さんが身につけていたキャトル ブラック
ブシュロン ジャパンの公式Xアカウントで公開された投稿では、津田健次郎さんが「キャトルと出会う」というテーマでコレクションを身につけています。
手元のリングをはじめ、ネックレスやバングルなど、複数のアイテムをブラックで揃えたスタイリング。全身のトーンを引き締めながら、ジュエリー同士がぶつからない組み合わせでした。
なかでも手元で目を引いたのが、キャトル ブラック リング ラージ(JRG01789)。幅のあるボリューム感で、一本でも十分に主役を張るリングです。
キャトルとはどんなコレクションか
キャトルは、フランス語で「4」を意味します。2004年に誕生したブシュロンの代表コレクションで、メゾンに受け継がれてきた4つのデザインコードを、ひとつのジュエリーに束ねたのが名前の由来です。
その4つとは、次のものです。
クル ド パリ 創業の地パリと、本店のあるヴァンドーム広場にちなんだデザイン。ピラミッド状の細かな突起が連なります。ブシュロンの作品に採用されたのは1912年から。
グログラン クチュールのリボンに使われる畝織り(うねおり)を、金属で再現したもの。創業者フレデリック・ブシュロンの父親が織物商だったことに由来します。1860年代から続くコードです。
ダブルゴドロン 二重の畝が並ぶ装飾。愛し合うふたりの絆を表すとされています。こちらも1860年代から。
ダイヤモンド ライン ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが細く一列に並ぶデザイン。1892年から登場しています。
ちなみにヴァンドーム広場は、1893年にフレデリック・ブシュロンがハイジュエラーとして初めてブティックを構えた場所です。創業そのものは1858年、パリのパレ・ロワイヤルでした。
キャトルというコレクション全体については、ブシュロン キャトル コレクションガイドでも詳しくまとめています。
ブラック エディションは「黒いキャトル」ではない
キャトルには公式に7つのエディションがあります。クラシック、ブルー、レッド、ホワイト、ダブルホワイト、ブラック、ラディアント。
このうちブラック エディションは、クラシックの色違いではなく別のモデルとして設計されています。
素材を見ると違いがはっきりします。クラシックが3色のゴールドとブラウンPVDを組み合わせた多色構成なのに対して、ブラック エディションは18Kホワイトゴールドとブラック PVDという2つの素材だけで構成されています。
白と黒。それだけです。
金色の温かみがない分、白と黒の差がはっきり出ます。光を吸い込むブラックと、金属的に反射するホワイトゴールド。この対比が、キャトル ブラックの表情をつくっています。
なお、PVDとは金属の表面に薄い膜を形成する加工技術のことです。着色ではなく表面処理なので、長く使えば少しずつ変化していきます。
リングのラインナップ
キャトル ブラックのリングは、幅と仕様で分かれています。
ダイヤモンドを使わないタイプ
キャトル ブラック リング ラージ(JRG01789)
津田健次郎さんが着用していたのがこちらです。もっとも幅のあるモデルで、手元でしっかりと存在感を出します。サイズは44から75まで32段階。
キャトル ブラック リング スモール(JRG01790)
ラージよりも幅を抑えたモデル。控えめなボリュームで、他のリングとの重ね付けもしやすくなります。日常的に着けたい方はこちらから検討しても良いかもしれません。
キャトル ブラック リング ハーフ ラージ(JAL00293)
「ハーフ」は幅の話ではなく、4つのコードのうち一部だけを使った構成という意味です。幅は6.45mm。ラージやスモールとは成り立ちの違うモデルになります。
ダイヤモンドが入るタイプ
キャトル ブラック ダイヤモンド リング ラージ(JRG01782)
ラウンドカットのダイヤモンドが25石。合計で約0.49カラットです。ブラックの面積が広いぶん、ダイヤモンドの一列がより強く光ります。
キャトル ブラック ダイヤモンド リング スモール(JRG01791)
こちらはダイヤモンドが33石で、合計約0.24カラット。石の数は多いのですが、一石ずつが小さいぶん、光り方は繊細です。
キャトル ブラック ダイヤモンド リング ハーフ(JAL00227)
ハーフの構成にダイヤモンド33石、合計約0.24カラットを合わせたモデルです。
なお、石数とカラット数はメーカー公表の参考値です。個体ごとにわずかな差が出ることがあります。
リングを選ぶ前に知っておきたいこと
キャトルのリングには、他のコレクションと違う注意点があります。
サイズ直しができません。
異なる素材を組み合わせた構造のため、購入後にサイズを変更することができない仕様になっています。これはキャトル特有のもので、ブシュロンの他のコレクション(セルパンボエムなど)ではサイズ直しに対応しています。
そしてもうひとつ。**JRG01789については、通常よりも2サイズ上が推奨されています。**幅のあるリングは指の関節を通りにくく、また接地面が広いぶん締めつけを感じやすいためです。
つまり、いつも13号を選んでいる方でも、このリングでは15号相当が合う可能性があります。
サイズ直しができない以上、ここは慎重に決めたいところです。実際に手元で試せるのが一番確実なので、購入前のご相談をおすすめします。
リング以外のアイテム
キャトル ブラックには、リング以外の展開もあります。
キャトル ブラック ペンダント ラージ(JPN00678)
ダイヤモンド16石、合計約0.24カラット。チェーンの長さは50cm、モチーフの直径は10mmです。50cmは鎖骨の下あたりに落ちる長さで、シャツの上から見せる着け方にも向いています。
キャトル ブラック シングル クリップイヤリング スモール(JCO01475)
ダイヤモンド9石、合計約0.14カラット。「シングル」の名前のとおり片耳用で、両耳分のセットではありません。片耳だけに着ける使い方を前提にしたアイテムです。
メンズジュエリーとしてのキャトル ブラック
キャトル ブラックは、当店では8品番すべてをメンズジュエリーとして取り扱っています。
理由は分かりやすくて、色の構成にあります。金色を含まない白と黒だけの組み合わせは、スーツにも、シンプルなシャツにも、無理なく収まります。ジュエリーとして主張しながら、装いから浮かない。この加減が、普段ジュエリーを着けない方にも選ばれる理由になっています。
もちろん、性別を問わず着けられるコレクションです。ただ「ジュエリーを着けてみたいけれど、何から始めればいいか分からない」という方にとって、ブラックは入り口として選びやすい色だと思います。
スーツやジャケットに合わせた具体的な着け方については、ブシュロン キャトル ブラック リングのスタイリングでも紹介しています。あわせてご覧ください。
お手入れと保証について
ブラックPVDは表面処理です。金属そのものが黒いわけではなく、表面に膜が形成されています。
そのため、日常的な使用による自然な摩耗は、メーカー保証の対象外となります。着けるたびに少しずつ変化していくものだと考えておくのが正確です。
とはいえ、それを避けるべき欠点として捉える必要はありません。使い込んだ表情も含めて楽しむジュエリーです。定期的なメンテナンスで状態を保つこともできます。
当店はブシュロン正規取扱店ですので、購入後のメンテナンスや修理は正規ルートで対応いたします。
在庫と取り寄せについて
この記事で紹介した8品番は、当店で取り扱いのあるアイテムです。
一方で、津田健次郎さんが着用していたバングルやネックレスなど、記事内で商品としてご紹介していないアイテムについては、お取り寄せでのご相談を承っております。「投稿で見たあのアイテムを探している」というご相談も、お気軽にお寄せください。
サイズ選びで迷われている場合や、複数のモデルを比較して検討したい場合も、写真の追加撮影などで対応できることがあります。
本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、特定の芸能人による商品の推薦を意味するものではありません。