STORY 2026年8月号で、蛯原友里さんがブシュロンの撮影で着けていたのが、このセルパンボエムのオニキス。リング スモールに、ツインモチーフ バングル、ペンダント エクストラスモールを重ねた、黒のしずくづくしのスタイルでした(バングルはセルパンボエム 2026年新作で紹介しています)。
色石が6色あるなかで、黒って実際どうなんだろう
ブシュロン セルパンボエムの色石は、マラカイト、ロードライトガーネット、アクアプレーズ、ピンククォーツ、オニキス、白蝶貝の6色。並べてみると、緑もローズも青緑もピンクも、それぞれに華やかで、正直どれも気になってしまいますよね。
でも実際に選ぶとなると、「この色、普段の服に合わせやすいかな」「ちょっと甘すぎるかも」と立ち止まる方も多いはず。色石=華やかというイメージがある分、いざ毎日つけることを考えると迷いが出てくるのは、むしろ自然なことです。

そんなときに候補に挙がるのが、オニキス。6色のなかで唯一の黒です。色を足すのではなく、引き算で選べる石。ここでは、このオニキスをじっくりご紹介していきます。
オニキスという石|深い黒とゴールドの、いちばんシンプルな組み合わせ
オニキスは、鉱物としてはカルセドニー(玉髄)というグループに分類される石。石英の仲間で、和名は黒瑪瑙です。深く均一な黒で、イエローゴールドと組み合わせたときのコントラストがとてもきれい。
モース硬度は6.5〜7ほど。日常づかいに十分耐える硬さなので、極端に神経質にならなくても身につけられます。

名前の由来は、ギリシャ語の「ónyx(爪)」。女神の爪が石に変わったという伝説もあるのだとか。古くから護符やお守りとして用いられてきた石なので、大切な人への贈りものにも、ちょっとした物語を添えてくれます。
しずくのかたちは、黒でも変わらない
セルパンボエムのいいところは、色が変わってもデザインの核が揺らがないこと。オニキスも例外ではありません。
このコレクション共通のモチーフは、しずく型。蛇の頭をかたどったもので、輪郭はゴールドのビーズ(粒金)でぐるりと縁取られています。

面白いのは、黒い石にすると、金の縁取りがいちばんはっきり見えること。色石だと石の色に目がいきがちですが、オニキスならゴールドの粒金のディテールに目が向きます。デザインそのものをじっくり味わいたい方には、実はうってつけの色かもしれません。
1888年の贈り物から続く、お守りのモチーフ
セルパンボエムの蛇には、もともと物語があります。1888年、創業者フレデリック・ブシュロンが長い旅に出る前夜、妻ガブリエルへ蛇をかたどったネックレスを贈ったのが原点。「留守の間、彼女を守ってほしい」という願いが込められていたそうです。

この出来事をきっかけに、蛇はメゾンを代表するモチーフになりました。愛や誠実、幸福のお守りとして受け継がれ、1968年には「セルパンボエム」としてコレクション化されて現在まで続いています。
歴史の詳しいところはセルパンボエムの歴史とセルパンボエム コレクションガイドでまとめているので、気になる方はそちらもどうぞ。
リング スモール オニキス|このコレクションで、いちばん出番が多くなる1本

セルパンボエムの色石リングのなかで、今回主役となるのが「リング スモール オニキス」JRG02968です。18Kイエローゴールドに、オニキスを一粒。しずくのモチーフが指もとにすっと乗る、シンプルな一本です。
サイズはヨーロッパサイズ表記で44から65まで、22サイズという幅広い展開。自分にぴったりのサイズを見つけやすいのは、地味にうれしいポイントですよね。
サイズ直しについては、お気軽にお問い合わせください。ご自宅で指のサイズを測っておきたい方には、測定用のリングゲージ harada-001もおすすめです。
そして何より、オニキスの強みは「合わせやすさ」。黒はシルバー系のアクセサリーとも、プラチナ系とも喧嘩しにくい色です。
オフィスの装いにもなじみやすく、気張らずに毎日つけられるのも正直ありがたいところ。色石のなかで「いちばん出番が多くなる1本」を選ぶなら、オニキスが有力候補になります。
重ね付けするなら、どう合わせる?

セルパンボエムはサイズ違い・モチーフ違いを重ねて楽しむのが定番の付き合い方。ここでオニキスが効いてくるのは、黒が「引き締め役」に回れるからです。
色石を複数重ねると色同士がぶつかってぼやけがちですが、あいだに黒が一本入ると全体が締まります。地金だけのシンプルなリングと合わせれば、粒金の輪郭がよりきれいに見えてきます。
今回の3点はすべて18Kイエローゴールドとオニキスなので、リング・イヤリング・ペンダントをまとめてつければ、地金も石も揃ったセットづかいに。全部を黒で固めるのが重たく感じるなら、イヤリングのダイヤモンド側が抜け感になってくれますよ。
耳もとと首もとにも、同じ黒を
リングだけでなく、耳もとや首もとにもオニキスを取り入れられます。どちらもダイヤモンドを組み合わせた構成なので、黒一辺倒にならないのがうれしいところ。
2モチーフ シングル スタッズイヤリング オニキス
「2モチーフ シングル スタッズイヤリング オニキス」JCO01748は、しずくがふたつ向かい合うトワエモア(フランス語で「あなたと私」)のスタイルです。
ひとつのしずくにはダイヤモンド、もうひとつには深い黒のオニキス。光と黒が隣り合う対比が、そのまま耳もとのアクセントになります。
こちらは片耳での販売なので、両耳分をご希望の場合は2点のご用意が必要です。裏を返せば、もう片方に何を合わせるかを自分で決められるということ。ペアで揃えても、すでに持っているスタッズと組み合わせて左右で遊んでも、どちらも素敵です。
ペンダント エクストラスモール オニキス

「ペンダント エクストラスモール オニキス」JPN00716は、XS・S・M・Lとあるなかで、いちばん小さいXSサイズ。首もとにちょこんと収まる大きさで、普段のニットやシャツにも自然になじみます。
しずくの輪郭は、リングと同じくゴールドの粒金でぐるりと縁取り。モチーフは小さくても、黒い石のまわりに細かな粒が並んでいるので、近くで見るほど手の込んだつくりがわかります。
チェーンの片側には、小さなダイヤモンドがひと粒。中心から少しだけ外れた位置にあって、黒のしずくの横でさりげなく光ってくれます。

モチーフを吊るすのは、メゾンらしいツイストチェーン。ねじれた面が光を拾うから、細くてもちゃんときらめきます。
チェーンは長さを調整できるので、鎖骨の上に短く乗せるか、襟もとまで少し下ろすかを、その日の服に合わせて選べます。

留め具の横には、BOUCHERONと刻まれた小さなプレート。外したときや、ふとしたうしろ姿にも、メゾンの名前がちらりとのぞきます。
ペンダントの重ね付けは、長さ違いで

XSの小ぶりなモチーフなら、ほかのネックレスと重ねても主張しすぎません。たとえばこのペンダントを短めにつけて、長めのチェーンと合わせると、2本の位置がきれいにずれて首もとにリズムが生まれます。
セルパンボエムは長さ違い・サイズ違いを重ねて楽しめるコレクションなので、手持ちの色石ペンダントと合わせるのもおすすめ。リングと同じく、黒のしずくがあいだに入ると、色が増えても全体がすっきりまとまります。
もちろん単体でさらりとつけても可愛いので、初めてセルパンボエムを取り入れる方にもぴったりの一本です。
長く使うために|18金と黒い石のお手入れ
オニキスのジュエリーも、ほかの18金ジュエリーと同じ基本のお手入れを心がければ長く楽しめます。
汗や化粧品、香水、整髪料が付いたときは、やわらかい布でやさしく拭き取りましょう。入浴や就寝、運動、温泉やプールに入るときは外しておくのが安心です。保管も、他のジュエリーと擦れないよう一点ずつ分けておくと、小傷を防げます。
オニキスのモース硬度は6.5〜7。日常づかいには十分な硬さですが、硬い石にぶつけたり、どこかに引っかけたりするのは避けたいところ。超音波洗浄機の使用も控えてくださいね。
よくある質問
Q. オニキスは8月の誕生石ですか? A. いいえ。8月の誕生石のひとつにサードオニキスがありますが、オニキスとは名前が似ているだけで、異なる石として扱われています。
Q. リングのサイズ直しはできますか? A. サイズ直しについては、お問い合わせください。ご自宅でサイズを確かめておきたい方には、測定用のリングゲージ harada-001をおすすめしています。
Q. イヤリングは両耳分ですか? A. いいえ、片耳での販売です。両耳分をご希望の場合は2点のご用意が必要です。
Q. ペンダントの長さは変えられますか? A. はい。チェーンの長さを調整できるので、その日の服や重ね付けに合わせて変えられます。
Q. 傷がつきやすい石ですか? A. オニキスのモース硬度は6.5〜7で、日常づかいには十分な硬さがあります。ただし、強い衝撃には注意してください。
6色のなかから、黒を選ぶということ
マラカイトの緑も、ロードライトガーネットの赤も、アクアプレーズの青緑も、それぞれに素敵な色です。色そのものに惹かれるなら、そちらを選ぶのももちろん正解です。他の5色はそれぞれ記事にまとめているので、迷っている方は見比べてみてください。
- マラカイトとロードライトガーネット|深い緑と、赤みのあるローズ
- アクアプレーズ|澄んだ青緑
- 白蝶貝|やわらかい乳白色
- ピンククォーツ|甘さのあるピンク
- ガーネットのペンダント|首もとに落とす深い赤
「特別な1本」よりも「気負わず毎日つけられる1本」を探しているなら、オニキスはとても頼りになる選択肢です。色で主張せず、ゴールドの粒金の輪郭やデザインそのものを楽しむ黒。派手すぎず地味すぎないから、朝のアクセサリー選びでもつい手が伸びるはずです。
新作が気になる方はセルパンボエム 2026年新作、ダイヤモンドとどちらが自分に合うか迷っている方はダイヤと色石、どっちを選ぶ?もあわせてどうぞ。6色のなかから、黒という答えを選んでみませんか。
本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、特定の芸能人による商品の推薦を意味するものではありません。