第79回カンヌ国際映画祭 2026――ジュエリーが語る特別な夜
2026年5月、南仏カンヌ。第79回を迎えたカンヌ国際映画祭のレッドカーペットには、今年も世界中のスターが集いました。
映画祭は作品だけの祭典ではありません。レッドカーペットを歩くセレブリティが纏うジュエリーは、毎年、世界のジュエラーにとって最大のショーケース。2026年はとりわけ特別な年でした。岡本多緒さんが日本人として初めてカンヌ女優賞に輝き、纏っていたのはブシュロンのセルパンボエム。ダミアーニはシャロン・ストーンやケリー・ラザフォードを通じてイタリアの職人技を世界に見せつけ、ショパールは28年目の公式パートナーとして新ハイジュエリー「MIRACLES」を披露しました。
パリのヴァンドーム広場、北イタリアのヴァレンツァ、スイスのジュネーブ。異なる地で生まれた3つのメゾンが、カンヌの同じ夜に競演した稀有な年。3つのメゾンが見せた競演の全貌をお届けします。
ブシュロン――岡本多緒とハン・ソヒが纏ったメゾンの美学

岡本多緒|日本人初カンヌ女優賞の輝き
濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』で主演を務めた岡本多緒さんが、日本人として初めてカンヌ女優賞(女優賞)を受賞したのは5月23日のこと。ベルギーのヴィルジニー・エフィラさんとの共同受賞でした。
授賞式に先立つ5月17日、ケリンググループ主催の「ウーマン・イン・モーション」ガラディナーの会場で、岡本さんはブシュロンのセルパンボエムを纏って登場しています。グッチのドレスに合わせたダイヤモンドのドロップモチーフが、リヴィエラの夜にやわらかな光を添えていました。
セルパンボエムは、創業者フレデリック・ブシュロンが愛した蛇のモチーフを、柔らかなドロップ型に昇華したコレクション。1858年パリ創業のメゾンが160年以上にわたって大切にしてきた自然への眼差しが、一つひとつのピースに息づいています。着用アイテムの全品番やスタイリングの詳細、セルパンボエムの選び方は、詳細記事でご紹介しています。
岡本多緒さん × ブシュロン カンヌ 2026 詳細記事はこちら
ハン・ソヒ|グローバルアンバサダーの存在感

ブシュロンのグローバル・アンバサダーを務めるハン・ソヒさんも、カンヌ2026の顔のひとりでした。
レッドカーペットでは黒いスーツスタイルにブシュロンの2025コレクションからネックレスとブレスレットを合わせ、「ウーマン・イン・モーション」公式ディナーではピンクのドレスにハイジュエリーライン「Lierre de Paris(パリの蔦)」のダイヤモンドブローチ3点を纏うという、対照的な二面性を披露。同じ夜のうちにメゾンの幅広い世界観を体現してみせました。
キャトルの建築的な構造美とセルパンボエムの有機的なフォルム。ブシュロンが持つ二つの顔を、ハン・ソヒさんは見事に着こなしています。レッドカーペット、ディナー、フォトコールの全スタイリング解説は詳細記事にまとめました。
ハン・ソヒさん × ブシュロン カンヌ 2026 詳細記事はこちら
ダミアーニ――ヴァレンツァの職人技がカンヌに咲く
1924年、北イタリア・ヴァレンツァで創業したダミアーニ。ダイヤモンドインターナショナルアワード世界最多18回受賞という実績が、このメゾンの技術力を物語っています。
カンヌ2026では、映画祭期間中に開かれた「Knights of Charity」児童福祉チャリティガラを中心に、3名のセレブリティがダミアーニを纏いました。
シャロン・ストーンさんは、Mimosaコレクションのオートジョアイユリーネックレス(ホワイトゴールド/ダイヤモンド/ブラックオパール)にMinouのピアスを合わせた堂々たるスタイリング。ケリー・ラザフォードさんは、Gioia del Mareのネックレスを軸にMimosaのリングとピアスを重ねづけ。そしてセネガルにルーツを持つモデル、アリウン・バダラ・ファルさんが纏ったのは、Margheritaのオートジョアイユリーブローチとリング――デイジーの花をまとった端正な装いでした。
Mimosaの名はイタリアの美しい習慣に由来しています。毎年3月8日の国際女性デーに、大切な女性へミモザの花束を贈る風習。花房が集まるように細やかなダイヤモンドが密に並ぶパヴェセッティングが、このコレクションの真骨頂です。Margheritaはイタリア語で「デイジー」。中央の石を囲むダイヤモンドの花びらが、満開のデイジーそのものの愛らしさを見せてくれます。
レッドカーペットで纏われたハイジュエリーはHARADAでのお取り扱いはありませんが、同じコレクションのプレタポルテラインは日常の装いに取り入れることができます。着用セレブ3名のスタイリング全容と、Mimosa・Margheritaのラインナップ詳細は詳細記事をご覧ください。
ショパール――28年目の公式パートナーが届けた「MIRACLES」

1998年に公式パートナーへ就任して以来、ショパールとカンヌ国際映画祭の歩みは28年目を迎えました。パルム・ドールのトロフィー制作、レッドカーペットでのハイジュエリー提供。もはやカンヌの風景そのものと呼べるメゾンです。
新ハイジュエリーコレクション「MIRACLES」
2026年のカンヌでショパールが披露したのは、「MIRACLES」と名づけられたレッドカーペットコレクション。頂点に立つ88カラットのロイヤルブルーサファイアネックレスをはじめ、自然界に潜む「奇跡の瞬間」をジュネーブのアトリエで形にした作品が並びます。
共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレは「奇跡とは、往々にして控えめな姿で存在しています」と語りました。エシカルゴールド、フェアマインド認証の素材調達をいち早く掲げてきたこのメゾンらしい、静かで深い美学が貫かれたコレクションです。
パルム・ドールのトロフィーも、ショパールの手仕事から生まれています。エシカルイエローゴールドで仕上げられるトロフィーは、1本あたり70時間以上をかけて制作。第79回の栄冠を手にしたのは、ルーマニア出身のクリスティアン・ムンジウ監督でした。受賞作『Fjord』は、この年のカンヌで最も話題を集めた一本です。
MIRACLESのハイジュエリーはHARADAでの取り扱いはありませんが、ムービングダイヤモンドやアイスキューブといったデイリーコレクションには、同じメゾンの美意識が確かに受け継がれています。88カラットサファイアの全貌、全ピース解説は詳細記事にてご覧いただけます。
ショパール・トロフィー 2026
映画界の「これから」を担う若手俳優に贈られるショパール・トロフィー。2001年にキャロライン・ショイフレが創設したこの賞は、受賞者がその後オスカー候補やパルム・ドール常連へ羽ばたくことで知られています。
2026年の受賞者は、アメリカの新鋭オデッサ・アザイオンさん(25歳)とイギリスの実力派コナー・スウィンデルズさん(29歳)。ゴッドマザーにはイザベル・ユペールさんが名を連ねました。
マリオン・コティヤールさん、レア・セドゥさん、フローレンス・ピューさん――歴代受賞者の顔ぶれが、この賞の「未来を見抜く力」を物語っています。詳細は下記の記事をご覧ください。
3メゾンから選ぶ カンヌの余韻を纏う9つのジュエリー
レッドカーペットで見たあの輝き。同じメゾンのジュエリーが、HARADAなら日常に迎え入れることができます。カンヌ2026を彩った3メゾンから、3品ずつ計9点を選びました。
ブシュロン セレクション

セルパンボエム ペンダント M(ホワイトゴールド/ダイヤモンド) 岡本多緒さんがカンヌで纏ったセルパンボエムの象徴的な一本。ドロップ型のフォルムを縁取るダイヤモンドが、デコルテに凛とした光をもたらします。1,993,200円。
キャトル ブラック エディション リング スモール 岡本多緒さん、ハン・ソヒさんの両記事に登場するブシュロンの定番。ブラウンPVDが加わったモダンな意匠は、甘すぎない装いを好む方にこそ似合います。852,500円。
セルパンボエム ブレスレット XS(ピンクゴールド/ダイヤモンド) ピンクゴールドのやわらかなトーンが手首を飾る、セルパンボエム入門にふさわしい一本。484,000円。
ダミアーニ セレクション
Margherita ホワイトゴールド ダイヤモンド ネックレス 16mm アリウン・バダラ・ファルさんが纏ったMargheritaコレクションの代表作。ダイヤモンド0.65ct/48石が紡ぐデイジーモチーフが、首元に花を咲かせます。1,097,800円。
Mimosa ホワイトゴールド ダイヤモンド リング シャロン・ストーンさんがカンヌで纏ったMimosaラインのリング。ミモザの花房を模したパヴェダイヤの華やぎを、日常の手元に。437,800円。
Margherita ホワイトゴールド ダイヤモンド リング 満開のデイジーを指先に。中央のダイヤモンドを花びらが取り囲む端正なデザインは、カンヌの華やかさを日常へ届けてくれます。910,800円。
ショパール セレクション

ハッピーダイヤモンド アイコン ペンダント(ホワイトゴールド/ダイヤモンド) ショパールの代名詞、ムービングダイヤモンド。2枚のサファイアクリスタルの間をダイヤが自由に滑り、一瞬ごとに違う光を見せてくれます。MIRACLESが掲げた「同じ奇跡は二度とない」を、日常のなかで体感できる一本。379,500円。
アイスキューブ リング(ローズゴールド) 幾何学的なキューブパターンが生むモダンなリズム感。エシカルゴールドのクリーンなデザインは、性別を問わず人気のコレクションです。ショパールをはじめて迎えるなら、この価格帯が嬉しい入り口に。204,600円。なお、アイスキューブのリングは構造上サイズ直しができないため、事前のサイズ確認をお願いいたします。
ハッピーハート ペンダント(ローズゴールド/ダイヤモンド/マザーオブパール) ハートのフレームのなかでムービングダイヤが踊る、遊び心あふれる一品。白蝶貝の虹色とダイヤモンドの輝きが、デコルテをやさしく彩ります。561,000円。
HARADAで叶える カンヌジュエリーの世界
レッドカーペットと同じメゾンのジュエリーを、ご自宅でゆっくり検討できる。それがHARADA Jewelry Onlineの強みです。
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