ダミアーニのミモザのリングって、実際に何種類あるの? 気になって調べはじめると似た写真が並んでいて、正直、違いがつかみにくいんですよね。
当店で扱っているミモザのリングは、型で分けると4つ、地金はホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの3色です。この記事で比べるのはリングだけ。ピアスやブレスレット、ネックレスを含めたミモザ全体は、ミモザの一覧記事で見られます。
読み終えるころには、「型、地金の色、号数」の順で1本にしぼれるはずです。
ミモザのリングは4つの型と3色の地金
ミモザは、ダミアーノ・グラッシ・ダミアーニが考えたコレクションです。テーマは、女性の強さへのオマージュ。最初は妻ガブリエラと娘シルヴィアのために生まれ、のちにすべての女性へ広がりました。
デザインのもとは、ミモザの花の構造。宝石の配置で「見かけ上の混沌(apparent chaos)」をつくり、立体感と輝きを高めています。
リングに共通するのは、小さな石を高さを変えながら寄せ集めて房にする作り方。ミモザは小さな丸い花が房になって集まる花で、石の集まり方がその形と重なります。大きな石を一粒据えるリングと異なり、粒ごとに向きが違うので、指を動かすたびに光る場所が入れ替わるのも楽しいところです。
この「房」をどんな形にするかで、型が4つに分かれます。まずは早見表をどうぞ。
| 型 | 地金 | 石 | 号数の展開 | サイズ直し |
|---|---|---|---|---|
| 細身の一列 | WG・PG・YG | ダイヤモンド | 6・9・11・13〜20号(WGのみ7号もあり) | お問い合わせください |
| 二本の帯が開く型 | WG・YG・PG | ダイヤモンド(PGはブラウンダイヤモンド入り) | 10・13・16号 | お問い合わせください |
| 三周巻きつく型 | WG・PG | ダイヤモンド(PGはブラウンダイヤモンド入り) | 10・13・16号 | お問い合わせください |
| トリプルバンド コントラリエ | WG・YG・PG | オパール・サファイア・ダイヤモンド(YG・PGはブラウンダイヤモンド) | 10・13・16号 | 下の「サイズ選びのご注意」をご覧ください |
細身の一列|石の房を一本の帯にまとめた型

毎日着けやすいのが、この細身の一列です。写真の20086884(イエローゴールド)は、細い帯の片側に、小さな丸いダイヤモンドが高さを変えながら一列に連なっています。
一列にまとまっているぶん、指の上で場所を取りません。ほかのリングと重ねたり、左右の手に分けて着けたり。そんな使い方がしやすい形です。
4つの型のなかでは号数の展開がいちばん多く、6号から20号までのうち11〜12サイズから選べます。値段はミモザのリングのなかで手の届きやすい側です。くわしく比べたい方は、値段の記事もあわせてどうぞ。
ホワイトゴールドとピンクゴールドの一列

20086882(ホワイトゴールド)と20086883(ピンクゴールド)は、20086884と同じ一列の型で、地金の色だけが違う2本です。
ホワイトゴールドは、手持ちのシルバー系のアクセサリーや時計の金具と合わせやすい色。ゴールドの温かみより、すっきりした印象がいい方に向きます。写真は20086882を着けた手元で、細い帯と石の連なりが指になじんでいるのが分かります。
ピンクゴールドは、赤みを含んだ金の色。白い地金より柔らかく、黄色い地金より落ち着いて見えます。もともと手の色に近い色なので、指の上でくっきり分かれずに続いて見えるのも特徴です。
単品のくわしい紹介は、20086882 をくわしく見るからどうぞ。
二本の帯が開く型|先端の房がすれ違う

この型は、輪がぐるりと閉じていません。二本の帯が指の上で開いて、先端がすれ違う形。このおかげで、上から見ても平らな面にならず、奥行きが出ます。
20078486は、石の房が二列に重なって指の上に乗る形です。正面から見たときに高さがあるので、一本で手元に表情が出る型。着け心地は、柔軟な構造で継ぎ目なく包み込むような感じです。
20110808は、指の腹に当たる側に石がなく、細い節が連なった地金だけ。幅のある見た目のわりにしなやかで、厚みを感じにくい作りです。
20078491は、石が広がるぶん面積はあるものの、粒と粒のあいだに地金の隙間が残してあります。かたまりには見えず、手を動かすと隙間から光が抜けます。
気をつけたいのは号数選び。帯が開いていたり、石の房に高さがあったりするので、同じ号数でも着け心地が変わりやすい型です。号数の選び方は、あとの「サイズ選びのご注意」で触れます。
白でそろえるか、茶色の粒を混ぜるか
20078486(ホワイトゴールド)と20110808(イエローゴールド)は、白いダイヤモンドでそろえた2本。色の変化ではなく、粒の大きさと高さの差だけで見せるので、光ったときの印象がすっきりします。20110808は、黄色みのはっきりしたイエローゴールドが白い石との差をつくるため、粒のひとつひとつに輪郭が出ます。
20078491(ピンクゴールド)は、白い石のあいだに、シャンパンから薄い茶にかけての石が混ざります。ピンクゴールドの赤みと茶の石が近い色あいなので、石と地金が地続きに見える1本。少しばらついた、ニュアンスのある表情になります。
20078486については、20078486 をくわしく見るで単品の紹介を読めます。
三周巻きつく型|石の帯が指を三周する型
石の帯が、指に三周ぶん並ぶ型。一列や二本の帯の型と比べると、指の上で占める面積が大きく、一本で手元が完成します。
三周する部分の地金は細かく分かれていて、板のように固まってはいません。見た目の大きさほど、着け心地が硬くならない作りです。
20078477(ホワイトゴールド)は、ダイヤモンドだけの白一色。色石も色地金も入らないので、服の色も場面も選びません。形に主張があっても、色でけんかしない組み合わせです。
20078482(ピンクゴールド)は、透明な石と茶色の石が混ざります。ピンクゴールドと茶の石が近い色で、全体がひとかたまりに見えるのが特徴。キャメル、ブラウン、ボルドーといった深い色の服の上で、とくに落ち着きます。
なお、当店で扱っている三周の型は、ホワイトゴールドとピンクゴールドです。
トリプルバンド コントラリエ|オパールが入った型
4つ目は、細いバンドが3本並んで走る型。端はつながらず、指の上ですれ違います。英語ではラップアラウンド、つまり巻きつく形とも呼ばれるタイプです。バンドは細かい節が連なる作りで、石は指の甲側に集まっています。
この型の見どころは、色石。丸くふくらんだカボションカットのオパールが、マルチカラーのサファイアやダイヤモンドのなかで、そこだけやわらかい乳白色の艶を見せます。
サイズの扱いも、ほかの型と違います。くわしくは「サイズ選びのご注意」をご覧ください。
石の広がりで選ぶ|控えめなタイプとボリュームのタイプ
同じ型でも、石の広がり方で印象がはっきり変わります。
控えめなタイプ
20113548(ホワイトゴールド)、20114787(イエローゴールド)、20114771(ピンクゴールド)は、石のかたまりが上部にコンパクトにまとまるタイプ。指の側面がすっきりしているので、働く手もとにも置きやすいタイプです。
ボリュームのタイプ
20114784(ホワイトゴールド)、20113560(イエローゴールド)、20111737(ピンクゴールド)は、3本のバンドをほぼ覆うまで石が広がります。粒の高さがばらばらなので、平らではなく立体的。特別な日の主役にぴったりで、ほかのアクセサリーは引き算でちょうどいいくらいです。値段は、ボリュームのタイプが高い側になります。
地金で変わる色石の組み合わせ
このコントラリエは、地金の色によって石の色の出方がまるで違います。
ホワイトゴールド(20113548・20114784)は、ピンク、ライラック、うすい青などの淡い多色。春先の花畑のような、涼やかな配色です。
イエローゴールド(20114787・20113560)は、オレンジ、朱、ピンク、シャンパンブラウンの暖色。金色の地金と続いて、手もとが明るくなります。ピンクは、20114787が濃いピンク、20113560がフューシャピンクです。
ピンクゴールドは、控えめとボリュームで色の出方が違います。20114771は、淡いピンク、薄紫、シャンパンブラウン、オレンジのやわらかい暖色。20111737は、フューシャ、コーラルレッド、オレンジ、ブラウンの濃い赤みです。同じピンクゴールドでも、しっとり落ち着いた印象か、色の密度が高い印象かで選び分けられます。
オパールのお手入れ
オパールは、衝撃と乾燥が苦手な石です。水仕事や運動のときは外しておくと安心。保管は、ほかのジュエリーとぶつからないよう分けてください。ちょっと気をつけるだけで、乳白色のやわらかい艶は長く楽しめます。
地金の色で選ぶ|ホワイト・イエロー・ピンク
型の次は、地金の色。3色の内訳はこうなっています。
| 地金 | そろう型 |
|---|---|
| ホワイトゴールド | 細身の一列・二本の帯・三周・コントラリエ |
| イエローゴールド | 細身の一列・二本の帯・コントラリエ |
| ピンクゴールド | 細身の一列・二本の帯・三周・コントラリエ |
当店で扱っている三周巻きつく型はホワイトゴールドとピンクゴールドです。イエローゴールドは、ほかの3つの型から選べます。
ホワイトゴールドは、シルバー系の時計や手持ちのアクセサリーと色がそろい、全体をまとめやすい地金。すっきりとまとまる、合わせやすい色です。
イエローゴールドのダイヤのリング(20086884・20110808)は、透明なダイヤモンドの下に黄色い地金があるので、光に黄色みが混ざります。真っ白に光るのではなく、少し温度のある光り方。白い石との差で、粒に輪郭が出るのも特徴です。コントラリエの2本は、オレンジや朱の石が金色の地金と続いて見える暖色の組み合わせです。
ピンクゴールドは、細身の一列の節でも触れたとおり、白より柔らかく黄色より落ち着いて見える色。ダイヤモンドのピンクゴールドのうち、20078491と20078482にはブラウンダイヤモンドが入り、地金と石が地続きに見えます。
どれにするか迷ったら、ご注文前にお気軽にご相談ください。
毎日着けるか、特別な日に着けるか
最後は、暮らしのなかのどんな場面で着けたいか、で考えてみましょう。
毎日つけたい、ほかのリングと重ねたい。そんな方には、細身の一列が向いています。コントラリエの控えめなタイプも、石のかたまりが上部にまとまっているので、普段の手もとになじみます。
一本で手元を主役にしたいなら、二本の帯が開く型、三周巻きつく型、コントラリエのボリューム側。シンプルな黒のワンピースに、この一本だけ。それだけで十分に華やぎます。
贈りものにも、ミモザは選びやすいコレクションです。イタリアには、3月8日の国際女性デーに、女性へミモザを贈る習慣があります。花の名前がそのまま入っているので、渡すときに添える言葉も見つかりやすいはず。相手の号数が分からないときは、ご注文前に号数のご相談もできます。贈りもの向けの選び方は、ミモザの贈りもの記事でくわしく紹介しています。
もちろん、自分へ。誕生日、昇進、長く続けた仕事の区切り。「あのとき自分で決めた」という記憶が残るリングは、あとから見返したときにいい味方になります。
サイズ選びのご注意
号数の展開は、型で違います。細身の一列は6号から20号までで、品番ごとに11〜12サイズ(7号があるのはホワイトゴールドの20086882だけ)。ほかの3つの型は、10号・13号・16号の3サイズです。
細身の一列、二本の帯、三周の型は、ご購入後のサイズ直しについて、お問い合わせいただければ状況をご案内いたします。ご注文前でしたら、号数のご相談も承ります。二本の帯と三周の型は、同じ号数でも着け心地の感じ方が変わりやすいので、迷ったら早めにご相談ください。
トリプルバンド コントラリエは、サイズ直し不可です。細かい節が連なる3本のバンドが交差する構造のため、切り詰めも拡張もできません。号数はご注文前にしっかり確かめてください。
ご自宅で号数を測れるリングゲージもご用意しています。下のバナーからどうぞ。
よくある質問
Q. ミモザのリングは服やニットに引っかかりますか?
ミモザは、宝石の配置で立体感を出しているコレクションです。表面が平らなリングと比べれば、布に引っかかる場面は増えます。ニットの袖に手を通すときや、バッグの中を探るときは、少しだけ意識しておくと安心。コントラリエの控えめな20113548と20114771は、石が上部にまとまっているぶん、ニットの袖にも引っかかりにくい作りです。
洗剤や漂白剤に触れる作業のときは、外しておいてください。どこかにぶつけた覚えがあるときは、石の留まり具合を早めに見てもらうのがおすすめです。
Q. サイズ直しはできますか?
細身の一列、二本の帯、三周の型は、お問い合わせいただければ状況をご案内いたします。トリプルバンド コントラリエは、購入後のサイズ直し不可です。ご注文前でしたら、号数のご相談も承ります。
Q. どの型を選べばいいですか?
毎日つけたい、重ねたいなら細身の一列。一本で手元を華やかにしたいなら、二本の帯か三周。色石とオパールで遊びたいなら、コントラリエです。地金は、シルバー系の手持ちが多ければホワイトゴールド、ゴールドなら同じイエローゴールド、肌になじむ色がいいならピンクゴールドが目安になります。
Q. 20078486は、号数を選ばなくていいリングですか?
いいえ、10号・13号・16号から選ぶリングです。柔軟な構造で、継ぎ目なく包み込むような着け心地ですが、号数を測らずに着けられるリングではありません。ご注文前に、号数のご相談もどうぞ。
ミモザのほかのアイテムと、あわせて読みたい記事
リング以外のミモザは、次の記事で見られます。
ダミアーニのほかのコレクションも気になる方へ。ダミアーニのコレクション一覧のほか、花のモチーフ違いならマルゲリータ、ほかのリングならベル・エポックやディーアイコンの記事もどうぞ。
