Column
2026年09月16日
「ブシュロンが値上げするらしい」と聞いて、この記事にたどり着いた方もいるかもしれません。先にお伝えしておくと、ブシュロンの具体的な値上げ率はこの記事でも書けません。過去のお知らせ本文に、その記載自体がないからです。 ただ、書けることもあります。2026年2月4日に実施したブシュロンの価格改定では、事前に「2月3日までの販売は現行価格で対応する」と告知していました。告知が出てから実施日の前日までは、値上げ前の価格で買えた期間。この記事では、その実績を含めた過去8回の告知から、価格改定の伝わり方と、今のブシュロンの状況を整理します。 HARADAは、価格改定を必ず事前にお知らせしています HARADAは、取り扱いブランドの価格が改定される際、必ず事前にお知らせを出しています。ブシュロンについては、2026年2月4日実施の価格改定のお知らせで「一部商品の価格を改定する」と告知したうえで、「2月3日までの販売については現行価格で対応する」と明記していました。 値上げ率や金額そのものより、こちらの方が実務的に役立つ情報だと思います。告知が出た時点でまだ現行価格の期間が残っていると分かっていれば、検討中の商品を落ち着いて選べるからです。 ただし、この「改定前なら現行価格」という条件は、すべてのブランドで同じではありません。2026年10月5日実施のショパールの価格改定お知らせでは、「10月5日以降に入荷する商品については、10月4日以前に発注した場合でも新価格が適用される」と案内されています。注文のタイミングではなく、入荷のタイミングで価格が決まる、真逆の条件です。 「改定前に買えば現行価格」とひとくくりにはできません。ブランドごとにお知らせの内容を確認する必要があります。 HARADAのお知らせは、値上げ率まで案内することもあります。2026年1月26日実施のショパールの価格改定では「ウォッチ、ジュエリー 約4%〜8%程度の値上げ」、2026年9月15日実施のダミアーニの価格改定では「平均約5.7%の値上げ」と当店のお知らせで案内した実績があります。ブシュロンは、過去のお知らせに率の記載が一度もありません。この記事でも「何%上がったか」はお伝えできませんし、他ブランドの数字から推測することもしません。 告知から実施日まではどれくらい? 過去8件の告知日と実施日を比べると、その差は多くが2週間から3週間ほどですが、ばらつきがあります。最短で13日、最長で44日というケースがあり、一律で「◯日前」と決まっているわけではありません。 大切なのは、お知らせが出た時点ではまだ実施日を迎えておらず、現行価格で検討できる期間が残っていること。気になるブランドがあれば、この期間中にゆっくり比較検討できます。 値上げの頻度|この1年で、8回の改定告知 2025年12月から2026年9月までの間に、HARADAが出した価格改定のお知らせは合計8回です。内訳は次のとおりです。 告知日 実施日 ブランド 2025年12月28日 2026年1月13日 ダミアーニ 2026年1月4日 2026年1月26日 ショパール 2026年1月15日 2026年2月4日 ブシュロン 2026年3月9日 2026年4月1日 モーブッサン 2026年6月15日...
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ブシュロンの価格改定はいつ分かる? 過去8回の告知実績から見る
2026年08月31日
俳優・声優として活躍する津田健次郎さんが、ブシュロンのジュエリーを身につけた姿が公式SNSで公開されました。深く落ち着いた黒と、冷たく光る白。その組み合わせに目を奪われた方も多いのではないでしょうか。 身につけられていたのは、ブシュロンを代表するコレクション「キャトル」のブラック エディションです。 この記事では、そのキャトル ブラックがどんなジュエリーなのか、どんなラインナップがあるのかを、ひとつずつ見ていきます。 津田健次郎さんが身につけていたキャトル ブラック ブシュロン ジャパンの公式Xアカウントで公開された投稿では、津田健次郎さんが「キャトルと出会う」というテーマでコレクションを身につけています。 手元のリングをはじめ、ネックレスやバングルなど、複数のアイテムをブラックで揃えたスタイリング。全身のトーンを引き締めながら、ジュエリー同士がぶつからない組み合わせでした。 なかでも手元で目を引いたのが、キャトル ブラック リング ラージ(JRG01789)。幅のあるボリューム感で、一本でも十分に主役を張るリングです。 キャトルとはどんなコレクションか キャトルは、フランス語で「4」を意味します。2004年に誕生したブシュロンの代表コレクションで、メゾンに受け継がれてきた4つのデザインコードを、ひとつのジュエリーに束ねたのが名前の由来です。 その4つとは、次のものです。 クル ド パリ 創業の地パリと、本店のあるヴァンドーム広場にちなんだデザイン。ピラミッド状の細かな突起が連なります。ブシュロンの作品に採用されたのは1912年から。 グログラン クチュールのリボンに使われる畝織り(うねおり)を、金属で再現したもの。創業者フレデリック・ブシュロンの父親が織物商だったことに由来します。1860年代から続くコードです。 ダブルゴドロン 二重の畝が並ぶ装飾。愛し合うふたりの絆を表すとされています。こちらも1860年代から。 ダイヤモンド ライン ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが細く一列に並ぶデザイン。1892年から登場しています。 ちなみにヴァンドーム広場は、1893年にフレデリック・ブシュロンがハイジュエラーとして初めてブティックを構えた場所です。創業そのものは1858年、パリのパレ・ロワイヤルでした。 キャトルというコレクション全体については、ブシュロン...
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津田健次郎さん着用のブシュロンはどれ?キャトル ブラックの魅力を解説
2026年08月30日
時計はしている。でもジュエリーは、初めて。そんな方のために、パリのメゾンを扱って97年の宝飾店が「失敗しない選び方」を先にお教えします。読み終わる頃には、自分の最初の一本が決められるはずです。 男のジュエリーが難しく感じる、3つの理由 「派手に見えないか」「年相応じゃない気がする」「服に合わせ方がわからない」——ご相談で伺う不安は、ほぼこの3つに集約されます。 実は、この3つはすべて最初の一本の選び方で解決します。逆に言えば、最初の一本さえ間違えなければ、あとは少しずつ足していくだけ。ルールは3つだけです。 ルール1|細く、小さく、鈍い光から 最初の一本は「気づく人だけ気づく」が正解です。チェーンやリングは幅2mm前後まで。モチーフは小さく、輝きはギラつかないマットや鏡面の小面積を選びます。 太いチェーンや大きな石は、腕まわりや首元に「主役」をつくります。主役級は、着こなしに慣れた2本目以降の楽しみに取っておいてください。 ◯ 最初の一本:細身・小ぶり・控えめな光 △ 存在感型:似合うが、2本目以降に ルール2|地金の色は、肌と時計に合わせる 日焼けした肌・血色が暖かい肌にはイエローゴールド。色白・寒色寄りの肌にはホワイトゴールドやシルバー色。迷ったら、いつもしている時計の色に合わせるのが最短です。 ふだんの時計 合わせる地金 例 シルバー・ステンレス ホワイトゴールド/シルバー色 細身チェーン、プレートモチーフ ゴールド・コンビ イエローゴールド/ピンクゴールド 細リング、小ぶりペンダント 革ベルト・時計なし どちらでも 肌の色みで選ぶ(上記) 暖色の肌×イエローゴールド 迷ったら時計の色に — シルバー時計×シルバー色 ルール3|「首元」と「袖口」、触れ合う2か所だけ整える...
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はじめてのメゾンは、細い一本から。
2026年08月27日
王冠(クラウン)を小さく、毎日の首元へ。ダミアーニ Belle Époque Crown PGダイヤモンド ネックレス Sサイズは、ダミアーニのベル・エポック コレクションのなかで最も手の届きやすいエントリーモデルです。クラウンを日常に取り入れられる、現実的な一本をご紹介します。 Belle Époque|ダミアーニの代表シリーズ、世界のレッドカーペットへ Belle Époque(ベル・エポック)は、新しい文化や芸術、科学技術が次々に誕生した20世紀初頭のヨーロッパの、活気ある時代の空気をもう一度呼び起こすために生まれたコレクションです。発想のもとになったのは、同じ時代に誕生した映画フィルム。ダイヤモンドやサファイア、ルビー、エメラルドの円と長方形を交互に並べる構成に、その名残があります。クロスやクラウンといったモチーフを、小さなダイヤモンドを隙間なく敷き詰めるパヴェセッティングで仕立てているのが特徴です。 このコレクションは、世界各地のレッドカーペットでアンバサダーやセレブリティが着けてきたダミアーニの代表格。米女優ジェシカ・チャステインは2024年4月、ダミアーニのグローバルブランドアンバサダーに就任しています。クラウンラインは、その世界観のなかで王冠というロマンティックなモチーフを担う一群です。 1924年ヴァレンツァに始まる、ダミアーニの宝飾哲学 ダミアーニは1924年、イタリア北部の宝飾の街ヴァレンツァで創業しました。創業者エンリコ・グラッシ・ダミアーニが工房を立ち上げて以来、三代にわたりファミリーが守り続けてきたのは、ヴァレンツァ職人の手仕事と革新的なデザインを両立させる姿勢です。 ジュエリー界のオスカーと称される「ダイヤモンド インターナショナル アワード(DIA)」を、ダミアーニは世界で唯一18回受賞しています。クラフトマンシップとデザイン力の双方で、国際的に評価されてきた歴史。本作のような小ぶりなSサイズのモチーフでも、その精度は同じ。クロスの尖った先端に至るまで、ヴァレンツァで研鑽を積んだ職人の手によって仕上げられています。 クラウンの最も近い入口、Sサイズ × ピンクゴールド 本作は、K18ピンクゴールドにダイヤモンドをセットしたクラウン Sサイズのネックレス。チェーンの長さは50cmです。クラウンにはS・M・Lの3サイズがあり、それぞれピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドの3金種が用意されています。そのなかでSサイズは、最も手に取りやすいエントリー。 ダミアーニの本流シリーズを身につけるうえで、現実的な選択肢といえる一本です。控えめな大きさに凝縮された、ヴァレンツァの手仕事。そのまま日常へ持ち込めます。 ピンクゴールドとダイヤモンドの、肌に寄り添う温度感 K18ピンクゴールドは、銅の含有によるあたたかなピンク色が、日本人の肌色に映えやすいと言われる素材です。身につけると肌に自然になじみ、顔まわりをほのかに明るく見せてくれます。 ダイヤモンドは合計0.28ct。派手に主張する量ではなく、光を受けたときに小さく瞬き、視線が留まったときにふと気づかれるくらいの控えめな輝きです。胸元で動くたびにクロスが表情を変えます。Vネックのニットでも、シャツの第一ボタンを開けたカジュアルでも、コーディネートを選ばない一本。 Sサイズという寸法の意味 クラウンのSサイズは、毎日身につけやすい控えめな寸法です。重ね付けの邪魔にならず、一本だけでも画になるボリューム感。上位サイズにあたるMサイズやLサイズが「特別な日のための一本」を担うのに対し、Sサイズは「特別感を毎日の自分にプラスする一本」として機能します。 王冠はもともと、選ばれた人や祝福された人の頭上に置かれてきたモチーフ。それを大きく主張するのではなく、控えめに首元へ置く距離感こそ、Sサイズが提案する成熟した選び方です。...
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小さなクロスを、毎日の首元へ。ダミアーニ ベル エポック クラウン Sサイズ
2026年08月27日
お手入れもサイズも、買うときにはあまり気にしていなかったのに、手元に来てから急に気になり出すものですよね。しばらくぶりに引き出しから出したら、なんだか輝きがくすんで見える。前は気持ちよく入っていたはずの指輪が、朝から入りづらい。誰に聞けばいいのかも分からないまま、そのまま置いてしまっている方も多いと思います。 このページは、そうしたお手入れとサイズについての記事を集めた入口です。合わなくなったときの話、これから選ぶときの話、迎えたあとの扱い方の話。それぞれ別の記事にありますので、いま気になっているところから読み進められるように並べました。ここでは答えそのものは書かず、どこに何が置いてあるかだけをご案内します。 指に合わなくなったリングは、どうする? ずっと着けていた指輪が入らなくなる。あるいは、するりと抜けてしまうようになる。どちらも珍しいことではありません。ただ、いざその場面になると、直せるものなのか、そもそも直していいものなのか、判断がつかないんですよね。 下の記事は、そこを順に整理してくれます。どういう手立てがあるのか。手を入れることで何が起こりうるのか。そして、手を入れられないものもあるということ。どこへ相談すればいいのかや、次の世代へ渡していくという道についても触れられています。 迷ったまま引き出しにしまい込んでしまう前に、目を通しておきたい記事です。 サイズ直しの方法と注意点を読む これから買うとき、サイズはどう決める? あとから困らないためには、選ぶ段階が肝心です。とはいえ、自分の指について正確なところを知っている方は、意外と少ないのではないでしょうか。ここでは、測ることと選ぶことをそれぞれ扱った記事をご案内します。 自分の指のサイズを知る お店に行く前に、だいたいのところだけでも分かっていると、話が早く進みます。実は、特別な道具がなくても家にあるもので見当をつける方法があります。 下の記事には、その手順と、目安を照らし合わせるための表が載っています。贈りものを考えていて、相手に直接は聞きづらいという方にも役立つ内容です。 自宅でできる測り方の記事を読む サイズを選ぶときに迷うところ 測った数字がそのまま答えになるとは限らない、というのがここの難しさです。同じ指でも、着けるものの形や、その日の状態によって、ちょうどいいところは動きます。 下の記事は、その動く要素をていねいに拾い上げたもの。何を基準に決めればいいのか分からなくなったときに、判断の足場を作ってくれます。長く着けるつもりのものほど、決める前にひととおり読んでおくと安心です。 サイズ選びで迷いやすいところを読む 買ったあとの、日々の扱い方 迎えたあとの扱い方で、見え方はずいぶん変わります。特別なことをしなくても大丈夫なものもあれば、少し気をつけたほうがいいものもある。その線引きを知っておくと、気持ちよく着け続けられます。 毎日の手入れと、しまい方 着けるときのちょっとした順番、外したあとの置き場所、そして自分の手でできる範囲の手入れ。難しい作業ではないのに、知っているかどうかで差が出るところです。 下の記事では、そうした日々の扱い方がまとめて書かれています。何でできているかによって向き不向きが変わるという話も出てきますので、手持ちのものを思い浮かべながら読んでみてください。 日々の手入れと保管の記事を読む 消毒液は、つけたままで平気? 手を清めるついでに、指輪もそのまま。すっかり日常になった動作ですが、これが手元のものにどう影響するのかは、あまり語られてきませんでした。 下の記事は、そこだけにしぼって書かれています。気にしなくていいものと、少し気をつけたほうがいいもの。着けたまま手を洗う習慣のある方は、確かめておくと安心だと思います。 消毒液との付き合い方を読む まとめ|長く着けるために、知っておくといいこと 合わなくなったら、どうするか。買う前に、どう決めるか。迎えたあと、どう扱うか。この流れが頭に入っていると、手元のひとつと長く付き合えるようになります。どれも身につけてしまえば難しいことではありません。 すべてをまとめて読む必要はありません。いま困っているところ、あるいはこれから決めなければいけないところから、気になった記事をどうぞ。...
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ジュエリーのお手入れとサイズの記事まとめ|長く着けるために知っておきたいことは、ここから
2026年08月26日
石の名前を覚えようとして、途中で挫折したことはありませんか。数が多いうえに、似た色のものがいくつもあって、覚えたそばから混ざってしまう。名前から入ろうとすると、たいてい行き詰まってしまうんですよね。 そこでこのページでは、名前ではなく「どう見えるか」から入れるように記事を並べました。色がついている理由、変わった光り方をするもの、呼び分けの仕組み、そして一つの石をじっくり追った読み物。どれも別の記事なので、目に入ったところから読み進められます。ここでは中身の答えは書かず、置いてある場所だけをご案内。 その石は、どうしてその色をしている? 売り場に並ぶ石を眺めていると、同じ種類でも濃さが違ったり、まったく別の色に見えたり。この色がどこから来ているのかは、実はきちんと説明のつく話です。偶然に見えるものの裏側にも、いくつか決まった仕組みがあります。 色の理由が分かると、選ぶときの見方が変わります。「なんとなくきれい」で選んでいたところに、もう一つ判断の軸が増える。濃さの違いや個体差にも納得がいくので、店頭で二つ並べて迷ったときに効いてくるところです。 仕組みそのものは、少し理科の話に近いかもしれません。ただ、この記事はかなりかみ砕いて書かれています。むずかしい言葉が出てくる手前で説明してくれるので、身構えずにどうぞ。 色がつく仕組みを説明した記事を読む 光り方が特別な石がある 石のなかには、光の当て方や見る角度によって、ふつうとは違う表情を見せるものがあります。写真では伝わりにくく、実物を手にして初めて「これか」と分かる種類の魅力。そういうものが実際にあります。 こうした特別な見え方は、いくつかの型に分けられているそうです。どんな型があって、それぞれどう見えるのか。知っておくと、店頭で見かけたときに何が起きているのかが分かります。人と同じものは避けたい方にも向いている方向です。 珍しい光り方をする石を集めて、それぞれどう見えるのかを解説した記事があります。買う予定がなくても、眺めているだけで楽しい一本です。 珍しい光り方をする石をまとめた記事へ 石には呼び分けがある 石の説明を読んでいると、聞き慣れない分類の言葉に出会うことがあります。ランクづけのように聞こえて身構えてしまうこともあるのですが、それぞれ意味するところは違います。ここでは、そうした呼び分けを扱った記事を2本ご案内します。 「貴石」と「半貴石」 この二つは対になった言葉。どちらの表示もよく見かけます。字面から「上」と「下」のように受け取られがちですが、そう単純な話ではありません。どういう考え方で線が引かれているのかを知ると、価格や希少さの見え方も変わってきます。 そもそも鉱物が宝石と呼ばれるようになるには、いくつか条件があるそうです。この記事ではそこから順に説明されています。分類の言葉に振り回されず、自分の好みで選ぶための下地になる一本。 貴石と半貴石の呼び分けを読む 「処理石」 もう一つ、購入の判断に直接かかわってくる言葉があります。店頭の説明書きや鑑別書で目にすることがあり、意味を知らないまま「なんとなく避ける」判断をしてしまいがちな言葉です。 ここは、思い込みで決めるといちばんもったいないところ。何のために行われるのか、価値をどう考えればいいのか。そのあたりを落ち着いて整理してくれる記事があります。少し高い買い物をする前に、目を通しておきたい一本です。 処理石について詳しく読む 一つの石を深く知りたいなら 分類や仕組みの話とは別に、ひとつの石だけをじっくり掘り下げた記事もあります。歴史上の人物が登場したり、思いがけない使われ方をしていたり。読み物として面白いのはむしろこちらかもしれません。 緑の石 古くから特別に扱われてきた緑の石があります。名前は聞いたことがあっても、なぜそこまで大切にされてきたのかまでは意外と知られていません。 この記事に出てくるのは、有名な人物にまつわる言い伝え。その一節を読むだけでも、次に売り場で見かけたときの印象が変わるはずです。 エメラルドの記事を読む 黒い石 もう一本は、黒い石の話。きらびやかな石が並ぶなかで、この石だけは少し立ち位置が違います。なぜ大切にされてきたのかの理由も、ほかの石とは別のところにあるようです。...
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石の見え方でわかる宝石の話まとめ|色・光り方・呼び名の記事はここから
2026年08月26日
お店で説明を聞いていて、同じようなものに違う名前がついていることに戸惑ったことはありませんか。見た目はよく似ているのに呼び方が変わる。逆に、まったく違うかたちなのに同じ言葉でくくられている。買うかどうかを決める前に、まずそこで一度つまずいてしまうんですよね。 このページは、そうした呼び方や成り立ちについての記事を集めた入口です。言葉の違いを整理した記事、いつごろから身につけられてきたのかを追った記事、そして持ち主にとってどういう存在なのかを書いた記事。それぞれ別の場所にあるので、気になったところから進めるようにまとめました。ここでは答えそのものは書かず、どこに何が置いてあるかだけをご案内します。 呼び方が違うと、何が違う? 同じ売り場に並んでいても、言葉が分かれているということは、どこかに線が引かれているということです。素材で分かれているのか、着け方で分かれているのか、それとも並べ方で分かれているのか。線の引かれている場所が分かると、店頭の説明が急に聞き取りやすくなります。 素材で分かれる呼び分け いちばん最初につまずきやすいのが、この二つの言葉。価格帯の違いだと思っている方も多いのですが、実際には別の基準があります。それが何なのかは、下の記事に書かれています。 ありがたいのは、言葉の意味だけで終わっていないところ。手元にあるものがどちらなのかを、自分で確かめる手順まで載っています。引き出しの中のひとつを取り出して、読みながら確かめてみるのも楽しいと思います。 ふたつの言葉の違いを説明した記事を読む 装身具の名前を一覧で見たいとき 身につけるものの名前は、思っているより種類があります。腕、耳、指。どこに着けるかで言葉が分かれていて、しかも似た名前が並んでいることも。全体を一度に見渡せる機会は、意外と少ないかもしれません。 下の記事には、装身具の種類がまとめて並んでいます。名前の全体像をつかみたいときの地図として使えますし、聞いたことのある言葉がどこに位置しているのかも分かります。 装身具の種類が一覧になった記事を見る 石の並べ方の呼び分け 指輪にも、石の並べ方で名前が変わるものがあります。並べ方の違いは見た目に出るので分かりやすいのですが、選ぶ段になると、見た目以外の要素も判断に入ってきます。 下の記事は、その判断材料を並べたもの。長く着けるものだけに、決める前に一度読んでおくと後悔しにくいところです。式の準備で候補を絞っている方は、ここを飛ばさないほうがいいと思います。 石の並べ方による違いを詳しく読む その飾りは、いつから身につけられてきた? 今わたしたちが当たり前に着けているものにも、それぞれ始まりがあります。誰が最初に着けたのか、なぜその場所に着けるようになったのか。由来を知ると、同じものを見ていても目に入ってくる情報が変わってきます。ここでは、そうした成り立ちを追った記事を3本ご紹介します。 装う文化のはじまりを追った記事 そもそも人はいつから身を飾るようになったのか。この問いを正面から追いかけた記事があります。世界の流れと日本の流れの両方を扱っているので、読み終えるころには装身文化の輪郭がひととおり頭に入っているはずです。 読み物としての面白さもあります。当たり前に手に取っているものの背景に、思っていたよりずっと長い積み重ねがあることが分かります。まとまった時間があるときに、腰を据えて読んでいただきたい一本です。 装う文化のはじまりを追った記事へ 耳もとの飾りの来歴 耳もとの飾りには、少し変わった経緯があるそうです。ずっと同じように親しまれてきたわけではなく、途中で流れが大きく動いている。その動きを追いかけた記事があります。 もう一つ、この記事が扱っているのが「なぜ耳に穴を開けてまで着けるのか」という問いです。答えは一つに定まっていなくて、地域や時代で言い伝えが分かれるのだとか。どれが正解と決めつけずに読めるのが、こういう話のいいところです。 耳もとの飾りの来歴を読む 左手の薬指という約束 結婚の証をどの指に着けるかは、ほとんどの方が知っています。でも、なぜその指なのかまで説明できる方は多くありません。ここにも由来があって、しかもかなり古くまでさかのぼれます。 これから選ぶ方はもちろん、すでに着けている方にとっても、自分の指にあるものの背景を知る機会になります。式の準備で慌ただしいときにこそ、一度読んでおくと気持ちの置きどころが変わるかもしれません。 左手の薬指という約束の由来を読む...
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ジュエリーの名前と由来がわかる記事まとめ|呼び方の違いから、身につける意味まで
2026年08月24日
色は合っているはずなのに、鏡の前でなんとなくしっくりこない。着けた瞬間に「あれ、思っていたのと違う」となる日、ありませんか。石の色でも金属の色でもないとしたら、残っているのはかたちのほうです。 この記事で見ていくのは、ジュエリーの太さと長さと重さ、それに直線寄りか曲線寄りか。その4つだけです。服の選び方には立ち入りません。骨格タイプという考え方をジュエリーの側にだけ持ち込むと、何がどう変わるのか。ストレート、ウェーブ、ナチュラルの順に、ゆっくり見ていきますね。 骨格タイプって、ジュエリーにも関係あるの? 先にお伝えしておくと、骨格タイプという考え方は、もともと服を選ぶために整理されたものだと言われています。生地の落ち方やシルエットの相性を見るための物差しなので、そっくりそのままジュエリーに当てはまるわけではありません。 それでも一部だけは、驚くほどきれいに持ち込めます。ジュエリーも身につけるものである以上、まわりに見えているものとの釣り合いで印象が決まるからです。太いか細いか、長いか短いか。その釣り合いの取り方に、その人らしい好みが出やすいとされています。 一般には、ストレート・ウェーブ・ナチュラルという3つの呼び名で語られることが多いようです。この記事でも、その3つをそのまま使います。ただし、自分がどれに近いのかを身体から判定する手順は、ここでは扱いません。3つの説明を読んでみて、しっくりくるほうを選んでいただければ十分です。 ジュエリーで見るのは、この4つだけ|太さ・長さ・重さ・かたち ここから先の話を、ひとつの物差しにそろえておきます。ジュエリーの側で動かせるのは、次の4つだけです。 ひとつめは太さ。チェーン一本ずつの太さ、リングの幅、バングルの太さです。ふたつめは長さ。首もとのどのあたりに落ちるか、耳からどれくらい下がるか。みっつめの重さは、実際のグラム数というより、着けたときに感じる手ごたえのほうを指します。そして最後がかたち。角のはっきりした直線寄りか、丸みのある曲線寄りか。 この4つを1段ずつ動かすだけで、同じようなデザインでもまるで違って見えることがあります。逆に言えば、しっくりこなかった一本も、太さを1段だけ変えた同じ型なら急に馴染む、ということ。このあとの3タイプは、すべてこの4つで説明していきます。 ストレートタイプ|直線と、手ごたえのある重さ ストレートは、輪郭のはっきりしたかたちと、ある程度の存在感を持つものが釣り合いやすいと言われるタイプです。 効きやすいのは、面のあるかたち 平らな面を持つリング、幅のあるバングル、粒のそろった一直線のネックレス。曲線でごまかさずに、輪郭をきちんと見せるデザインが合いやすい傾向があります。飾りを足していくより、一枚の面をきれいに見せるほうが決まりやすいようです。 重さも味方になります。手に取ったときに手ごたえのあるものを選ぶと、着けたあとの落ち着き方が違ってくることがあります。 手前で止まりやすいのは、細すぎるもの 反対に、糸のように細いチェーンや小さすぎるモチーフは、着けていること自体が伝わりにくくなる方が多いようです。装いのほうが強くて、ジュエリーが後ろに隠れてしまう感じでしょうか。 ただ、これは「合わない」という話ではありません。細いものを選ぶなら数を足して面をつくる、あるいは石をひとまわり大きめにする。そうやって全体の手ごたえを補ってあげると、印象が変わることがあります。 ウェーブタイプ|曲線と、軽さでふわりと ウェーブで挙がるのは、やわらかい曲線と、軽さ。ふわりと乗るくらいのものが得意だとされています。 効きやすいのは、揺れと曲線 ゆるくカーブしたモチーフ、動くたびに小さく揺れるデザイン、細めのチェーン。輪郭がやわらかいほど馴染みやすい傾向があります。まっすぐな線より、少し曲がった線のほうが得意。そう覚えておくと、お店でも選びやすくなりますよ。 長さは、首もとの近くで止まるくらいが収まりやすいと言われています。顔まわりに華やかさが集まると、装い全体まで明るく見えることがあります。 手前で止まりやすいのは、大ぶりで硬いもの 幅の広いバングルや、角のはっきりした大きめのモチーフは、ジュエリーのほうが先に目に入ってきます。着けている本人より、着けているものの印象が残ってしまいます。そんな感想をよく聞きます。 好きなデザインがそちら側にあるときは、細いものと組み合わせて軽さを足す、着ける位置を少し下げて余白をつくる。そのくらいの調整で落ち着くことも多いようです。 ナチュラルタイプ|素材感と、大きめのバランス ナチュラルはというと、きっちり整ったものより、少し余白のあるつくり。作り込みすぎないほうが馴染むと言われます。 効きやすいのは、長さとボリューム 胸もとまで落ちる長めのネックレス、太めのチェーン、彫りやマットな仕上げが残るもの。表面がつるりと均一なものより、つくり手の跡が見えるくらいのほうが釣り合う傾向があります。...
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骨格タイプで、ジュエリーの何が変わる?|ストレート・ウェーブ・ナチュラル別の選び方
2026年08月24日
鏡の前で、今日の服はもう決まりました。あとはジュエリーをひとつ足すだけ。――なのに、そこで手が止まる。迷っているうちに家を出る時間が来て、結局いつもの一本をつまんで玄関へ。そんな朝に心当たりはありませんか。数が足りないのではありません。引き出しを開ければ、いくつも並んでいます。分からないのは、そこからどれを取るかだけなんです。 止まる理由は、たぶん持ち物の数ではありません。どの軸で見るかが決まっていないだけです。この記事は、自分に合う一本を探すための地図。生まれ持った色、骨格、顔と手もとのかたち。3つの軸をひととおり見渡して、詳しい話はそれぞれの記事へお送りします。新しく買い足すためのお話ではありませんので、引き出しの中身を思い出しながら読んでみてくださいね。 まず、どの軸で見るかを決める|時間がかかるのは、基準がまだ決まっていないから 選ぶのに時間がかかる日は、選択肢が多すぎるのではなく、何を基準にすればいいかが決まっていないことがほとんどです。基準さえひとつ決まれば、引き出しの中身は同じままでも、候補はすっと減ります。 その基準になるのが、3つの軸です。ひとつめは、生まれ持った色。肌や瞳や髪といった、自分がもとから持っている色のこと。ふたつめは骨格。ジュエリー側の太さや重さとの、釣り合いの話です。みっつめが、顔と手もとのかたち。いちばん近くで見られる場所ですね。見ていく順番も、だいたいこのとおりで大丈夫です。 先にひとつだけ。こうした診断は、答え合わせのためのものではありません。当てはまらなかったから間違い、ということもありません。あくまで候補を絞り込むための道具で、最後に決めるのは鏡の前のあなたです。この距離感さえ持っていれば、どの軸から入っても迷子になりませんよ。 生まれ持った色から選ぶ|同じ石でも、肌の上では明るさが変わる なぜ色の軸を先に置くのかというと、ジュエリーは何もない場所に置かれるわけではないからです。肌の色があり、瞳と髪の色もあります。すでにそこにある色の上へ、あとから載せるもの。だから同じ石でも、人によって明るく澄んで見えたり、少しだけ沈んで見えたりします。お店の照明の下では良かったのに、と感じたことがある方は、たぶんここでずれています。 この軸をまるごと扱っているのが、姉妹の記事です。読んで分かるのは、自分がどちらの方向の色を持っているのか、その見分け方。肌、目と髪、唇――この3か所から見ていく簡単な方法が載っています。道具はいりません。鏡と手もとがあれば、その場で試せる範囲のお話です。 そこから先は4つのタイプに分かれて、それぞれに合う金属の色と石が並びます。自分の方向がひとつ決まるだけで、迷っていた候補が半分近く消えることも。まずここから入る方が多いのは、そういう理由です。 面白いのは、高価な石ほど似合うとは限らないところ。方向さえ合っていれば、小さな一粒でも肌の上でちゃんと光ります。逆に方向が違うと、大きな石ほど浮いて見えることも。 自分の色から絞り込んでみたい方は、こちらからどうぞ。 パーソナルカラーの見分け方と、タイプ別に似合う石を見る 骨格から選ぶ|太さと重さは、いちばん見た目に出る 色は合っているはずなのに、なんとなく決まらない。そんなときに残っているのが、この軸です。骨格というと身体の話に聞こえますが、ジュエリーの側で動かせるのは4つだけ。太さ、長さ、重さ、そして直線寄りか曲線寄りかというかたち。ここが釣り合っているかどうかで、見え方はずいぶん変わります。 この考え方はもともと服のためのものですが、ジュエリーに持ち込むと、いま挙げた4つの話になります。分け方はストレート、ウェーブ、ナチュラルの3つ。名前だけは聞いたことがある、という方も多いかもしれませんね。 同じようなデザインでも、しっくりくる太さは思っている以上に幅があります。細いと物足りなく感じる方もいれば、太いと重たく見えてしまう方もいます。どちらが良い悪いではなく、釣り合う位置が人によって違うだけなんです。 どのタイプに何が効くのかは、下の記事にまとめてあります。読みながら、しっくりこなかった一本のことを思い出してみてください。理由のほうから先に見つかることがありますよ。 ストレート・ウェーブ・ナチュラル別に、太さと長さの合わせ方を見る 顔と手もとのかたちから選ぶ|近くで見られる場所は、専門の記事にゆずる 3つめの軸は、顔まわりと手もとのかたち。いちばん近くで見られる場所なので、効き方も分かりやすい軸です。 ただ、ここは詳しい記事がすでにあります。耳もとの話と、指もとの話。それぞれの入口だけ置いておきますね。 顔の輪郭別に、耳もとの見せ方を見る 石と腕のかたちから、リングの種類と呼び名を見る 軸どうしがぶつかったら|診断は答えではなく、絞り込みの道具 3つの軸が、いつも同じ答えを出してくれるとは限りません。色の側では丸がついたのに、かたちの側では今ひとつ。そういうことは、わりと普通に起こります。 色は合うのに、重さが合わないとき 軸がぶつかったときに優先したいのは、その日いちばん見られる場所です。手もとを人に見せる日なら、太さや重さの側を先に決める。顔まわりが主役になる日なら、色の側を先に決める。全部を同時に満たそうとするから決まらないだけで、今日はどこを立てるかを決めてしまえば、残りは自然に落ちてきます。 もうひとつの手は、片方を弱めること。色の主張が強い一点を選んだ日は、かたちのほうを静かなものにそろえる。逆に存在感のあるかたちを着ける日は、色を控えめに。同じ引き出しの中身でも、組み合わせ方でぶつかりは消せます。 どの軸でも決まらないときは、素材の側から...
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自分に合う一本って、どう探す?|パーソナルカラーと骨格から考えるジュエリー選び
2026年08月17日
クローゼットの前で、服はもう決まったのに。あとはジュエリーだけというところで手が止まる。結局いつもと同じものを着けて家を出た――そんな朝、ありませんか。持っていないわけではないんです。引き出しには何点も入っている。なのに、どれを選べばいいのかだけが分からない。 この記事は、新しく買うための話ではありません。いま手もとにあるものから、今日の分をどう選ぶかという話です。出かける先から、手もと、首もとと耳もとへ。最後に、自分のために。この順番で見渡していくと、迷っていた場所がどこだったのかが見えてきます。気になった軸から、詳しい記事へ進んでみてくださいね。 出かける先から選ぶ|その日の主役は、自分ではないこともある ジュエリーが浮いて見えるかどうかは、そのジュエリーの良さでは決まりません。決めているのは、その場の主役が誰かということ。自分が主役の日もあれば、そうでない日もあります。誰かをお祝いする席、誰かの話を聞きに行く場。そういう日は、装いの主役の席をゆずったほうが、こちらの品まで上がります。まずは出かける先を思い浮かべる。これがいちばん外側にある、大きな軸です。 あらたまった席では、控えることが装いになる あらたまった席で気をつけたいのは、目立つかどうかというより「今日は誰の日か」ということ。お祝いの席なら主役はその方ですし、お別れの席なら、控えることそのものが装いになります。ここで効いてくるのが、場面ごとに向いているもの・避けたほうがよいとされているものがある、という感覚です。 面白いのは、避けたほうがよいとされる理由が、必ずしもデザインの良し悪しではないところ。そう受け取られやすいから、気にされる方がいるから、という理由で控えられているものがあります。 だから知らないまま踏んでしまうこともあるし、逆に知っていれば「これなら大丈夫」と胸を張って出かけられます。 どんな場面で何が向いていて、何が控えられているのか。理由つきで並べてあるのが下の記事です。招待状が届いてから慌てて調べるのではなく、いちど目を通しておくと、あとがずっと楽になりますよ。 冠婚葬祭から日常まで、シーン別のジュエリー選びを見る 仕事の日は、目立たせないほうが効く 仕事の日はジュエリーを外していく、という方は少なくありません。悪目立ちしたくないから、というのがいちばんの理由でしょうか。その気持ちは、とてもよく分かります。 ただ、着けないことだけが正解というわけでもありません。小さく、静かに着けたものは、浮くどころか装いを整えるほうに働きます。きちんとした方だな、という印象は、こういう細部から伝わるもの。人に会う仕事なら、なおさら効いてきます。 なぜそう働くのか、アイテムごとにどう選び分けるのか。そこまで踏み込んだ話が下の記事にあります。読み終えたころには、仕事の日用の引き出しがひとつ増えているはずですよ。 ビジネスシーンに合うジュエリーの選び方とメリットを見る 行き先が決まっているなら、あとは合わせるものを選ぶだけ。手持ちに足す一つを探すなら、こちらからどうぞ。 ハラダが選んだジュエリーをまとめて見る 相談しながら選びたい方へ|店舗へのアクセスを見る 手もとから選ぶ|かたちに名前があると、迷いが減る 手もとは、自分の視界にいちばん入る場所。だからこそ「なんとなく違う」が起きやすいところでもあります。色を変えてみてもしっくりこないとき、理由は色よりかたちのほうにあるかもしれません。そして、かたちにはちゃんと名前がついています。名前を知っていると、探すときも、お店で相談するときも、ぐっと話が早くなります。迷う時間が短くなるのは、じつはここからです。 石の位置と、輪のかたち リングを見分けるときに見るところは、大きく分けてふたつ。石やモチーフをどこに、どう置いているか。そして、指をぐるりと囲む輪の部分をどんなかたちに作っているか。この視点を持つだけで、ショーケースの中がすっと整理されて見えてきます。 しかも、その見分けかたにはそれぞれ正式な呼び名があります。名前を知らないと、店頭で「まん中に石がついていて、輪のところがこうなっているもの」と手で形をなぞって説明するしかありません。呼び名がひとつ分かっていれば、それだけで伝わります。探しているものにたどり着くまでの時間が、まるで変わってきます。 石の側から見た分けかたと、輪の側から見た分けかた。それぞれの特徴つきで整理されているのがこちらの記事です。読んでおくと、次にお店を覗くときの目が、すこし変わるはずです。 リングの種類と正式名称を、石と腕のかたちから見る 何本かまとめて着けたい日は ひとつだけでは物足りない日って、ありますよね。そんな日にリングを何本かまとめて着けてみると、手もとの印象はぐっと強くなります。いつも同じものを着けていた手が、急に自分のものではないみたいに見える瞬間もあるんです。ただ、置き方を外すとまとまらず、なんだかごちゃついて見えてしまうことも。 分かれ道になるのは、どの指に置くか、そしてどう組んでいくか。ここに考えかたの基本があります。しかもこれは、たくさん持っている方だけの話ではありません。手前で止まってしまう理由は、持ち物の数ではなく、置きどころのほうにあります。 引き出しの中身を出して、こちらの記事を開いてみてください。置く指の選び方から、まとまって見せる考えかたまで順に書いてあるので、読みながらその場で試せます。 指輪の重ね付けをバランスよく見せる基本を見る...
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今日はどこへ行く日?|シーンと着けこなしから考えるジュエリーの選び方
2026年08月17日
衣替えのついでに引き出しを整えていて、ふと気づくことがあります。服はきちんと入れ替えたのに、ジュエリーだけ去年とそっくり同じ。気に入っているから、つい着けたまま一年が過ぎてしまうんですよね。 この記事は「季節のために買い足しましょう」というお話ではありません。持っているものの出番を入れ替えるだけでも、装いの印象はきちんと変わります。季節で何が動くのかという前置きから、肌が見える春と夏、装いが重くなる秋と冬、色のほかの見どころ、そして一年で回す考え方まで。気になったところから、詳しい記事へ進んでみてくださいね。 ジュエリーも衣替えすると、何が変わる? 季節が移ると見え方が変わるのは、ジュエリーが変わったからではありません。変わったのは、それを置く場所のほうなんです。肌の見える面積、合わせる服の色、そこに入る光の質。季節が入れ替わると、こうした条件がいっせいに動きます。去年の夏に軽やかに見えた一本が、冬の装いの上ではもの足りなく感じられたりするのは、そのせいかもしれません。ジュエリー選びで迷うとき、原因は好みの変化ではなく、置き場所の変化のほうです。 この「条件が動く」話を春夏秋冬それぞれに当てはめて確かめられるのが、季節の全体像をまとめた記事です。金属の色味、デザイン、色。この見方ごとに季節が並んでいるので、どこから手をつければいいのかを見つけやすくなっています。 同じ季節でも、金属の色味を替えるのか、かたちで季節感を出すのか、色を足すのかで、装いの変わり方はまるで違います。どの見方が自分の手持ちと噛み合うのかは、横に並べて読むといちばんよく分かります。手持ちを思い出しながら読むと、引き出しの中のひとつが急に別の顔をして見えてくるかもしれません。 季節ごとの雰囲気のつくり方を、まずはひととおり眺めておきたい方はこちらからどうぞ。 季節ごとのジュエリーの選び方を詳しく見る 肌が見える季節は、明るさと軽やかさで選ぶ|春と夏 春と夏をひとまとめにしたのは、装いの条件が似ているからです。腕も首も見えるようになるので、ジュエリーそのものが視界に入りやすくなります。布の面積が減れば、そのぶん色や質感が直接目に届く。服のほうが一歩下がってくれる時期です。だからこの季節は「服に合わせる」より「見えている位置でどう映るか」を先に考えたほうが、決めやすくなります。 春は、やわらかい色をひとつ足すだけで軽くなる 服が軽くなると、ジュエリーの居場所も変わります。そのタイミングで濃くはっきりした色を持ってくると、ジュエリーだけが先に目に入ってしまうことも。淡くやわらかい色なら、服の軽さとぶつからずに収まってくれます。 淡い色のいいところは、足しても装いが重くならないこと。着けていることを忘れるくらい控えめなのに、首元や手もとの印象だけがふわっと明るくなります。まだ服の色が定まらない春のはじめにも置きやすくて、朝の支度で迷いにくい色でもあります。 ただ、やわらかい色と言っても、濃淡の幅は思ったより広いです。ごく淡いものから、はっきり主役を張れる濃さまで。同じ系統でも濃さが違えば、装いの中での役割は変わってきます。淡いものから濃いものまでいくつも並んでいるので、まとめて見比べておくと、手持ちに足すならどのあたりかの見当がついて、お店で並んでいるものを見たときの反応も変わりますよ。 春に合うやわらかい色のジュエリーをまとめて見る 夏は、涼しさが伝わる色が効く 夏の装いは、シンプルにまとまりがちです。白いシャツにデニム、無地のワンピース。そこへ涼しげな色をひとつ置くだけで、全体の印象がぐっと引き締まります。 夏は写真に残る機会も増えます。装いがシンプルなぶん、色のある一点があるだけで、写真の中でもきちんと目に留まる。全身を華やかにしなくていいのは、夏の気楽なところです。 深い色を選ぶか、透き通った色を選ぶかで、同じ涼しげな系統でも装いの寄り方が変わります。夜の海のような深い色は装いを落ち着かせ、透けるように淡い色は軽さのほうへ。その日の気分でどちらにも振れるのが、この色の便利なところです。実際の色の並びは、こちらで見比べられます。 夏に合う涼しげな色のジュエリーをまとめて見る 肌が見える季節に明るさを足したくなったら、色のある石を眺めてみるのも近道です。 ダミアーニの色石ジュエリーをまとめて見る カラーストーンで選ぶハッピーハートを見る 装いが重くなる季節は、服の色から考える|秋と冬 秋と冬は、逆の条件になります。着るものが増えて、見えていた肌はほとんど隠れる。かわりに服の色が前に出てきます。首元も手もとも、いったん布の下に入ってしまう季節です。こうなると、選ぶときの軸も動きます。「見えている位置でどう映るか」から、「服の色になじませるか、それとも差すか」へ。同じジュエリーでも、置かれる背景が変われば役割まで変わります。 秋は、深みのある色が服になじむ ボルドー、ネイビー、マスタード。秋は服の色そのものが濃くなります。ここに明るくはっきりした色を置くと、ジュエリーだけが浮いて見えることがあります。 秋の装いは、それ自体でもう出来上がっていることが多いですよね。だからジュエリーに求める役目は、目立つことではなくて、全体の温度をほんの少し上げること。控えめなのに手を抜いて見えない、という不思議なバランスが成り立つ季節でもあります。 いっぽうで、温かみのある深い色は、濃い服の中になじみながら、ほんのりと差し色にもなってくれます。浮かせずに季節感だけを足したいときに効いてくる色です。服の色が濃くなるほど、この方向の相性はよくなっていきます。 濃い服になじむ温かみのある色は、こちらにいくつも並んでいます。...
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ジュエリーも衣替えしませんか|季節で選ぶ、一年の楽しみ方ガイド
2026年08月17日
お店で「こちらはK18の」「パラジウムが入っているので」と説明を受けたとき、正直よく分からないまま「はい」とうなずいてしまった経験、ありませんか。金、銀、プラチナ。名前は知っているのに、何がどう違うのかと聞かれると急に自信がなくなる。ジュエリーの素材って、そういう存在かもしれません。 でも大丈夫。素材を選ぶときの考え方そのものは、そんなに複雑ではありません。この記事では「色」「強さ」「肌」「買ったあと」という4つの順番で、素材の全体像をひととおり見渡せるように整理しました。気になったところから、詳しい記事へ進んでみてくださいね。 まずは大前提|ジュエリーの金属は、混ぜてつくられている ジュエリーに使われている金属は、ほとんどが「混ぜもの」です。純度の高い金はとてもやわらかく、そのまま指輪にすると日常のちょっとした力で曲がったり傷ついたりしてしまいます。だから別の金属を加えて、扱いやすい硬さに整えているんです。よく見かける「K18」という表記は、金を75%含む合金という意味。残りにどんな金属を混ぜるかで、その素材の性格が決まります。 ここが、これから見ていく色・強さ・肌の話、そのすべての出発点になります。 混ぜる金属が変われば、見た目まで変わる 面白いのは、混ぜる金属によって金の「色」まで変わってしまうこと。黄色っぽいものだけがゴールドだと思っていたら、白っぽいもの、ピンクがかったもの、さらには赤や緑に近い色味まで存在します。しかも同じ呼び名の素材でも、つくり手によって組み合わせが少しずつ違うので、色の濃さには幅が出ます。 店頭で「思っていた色と違うかも」と感じることがあるのは、このためかもしれません。同じデザインで色の系統を選べるようになっていることも多く、並べて見ると雰囲気がまるで違って驚きます。手持ちのジュエリーに重ねたいのか、それとも一本で主役を張ってほしいのか。そこまで考えると、色選びの軸がはっきりしてきます。 どんな色の系統があって、それぞれどんな金属の組み合わせから生まれているのか。まとめて見比べられるのが下の記事です。名前だけ知っていた色の正体が分かると、ジュエリー選びの解像度が一段上がります。 カラーゴールドの種類と配合を詳しく見る 色から選ぶ|黄・白・赤、それぞれの得意なこと 色は好みで決めればいい、と思われがちです。でも実際に着けてみると、肌の見え方や、手持ちのジュエリーと並べたときの印象までかなり変わります。そこまで含めて考えると、色は意外と実用的な判断軸なんです。ここからは黄・白・赤の3つの系統を順番に見ていきます。それぞれ得意なことが違うので、自分の暮らしに近いほうから読んでみてください。 温かみのある黄の系統 黄色い金は、金と聞いて多くの方が思い浮かべる、いちばん素直な色。純金ほど強い黄色ではなく、少し落ち着いたトーンで肌にすっとなじみます。華やかなのに浮かない、という絶妙なバランスが持ち味です。 色石との相性がいいのも、この系統の強み。深い緑や赤の石を合わせても、金の温かみが全体をまとめてくれます。純金より硬さがあるので、毎日着ける前提でも選びやすい素材です。ひとつ足すだけで、いつもの装いに上品なアクセントが生まれます。 カジュアルな装いにも、きちんとした席にも同じように置いていける懐の深さがあるので、最初の一本として選びやすい系統でもあります。 ただ、銀や銅が混ざっている以上、長く使ううちに色味がわずかに動くことはあります。とはいえ日々のひと拭きで十分にケアできる範囲。自宅でできるお手入れの手順まで知りたい方は、こちらへどうぞ。 イエローゴールドの特徴とお手入れ方法を見る 白の系統は、プラチナとよく比べられる 白い金は、金にパラジウムや銀といった白っぽい金属を混ぜてつくられる素材。見た目がプラチナによく似ているので、並べても正直、ぱっと見では区別がつきにくいほどです。ただ成り立ちはまったく別もので、プラチナは自然界に存在する白い金属そのもの。採れる場所も量も限られている分、価格帯にも差が出てきます。 表面の仕上げ方も、押さえておきたいポイントです。白さをより明るく見せるために、薄い加工をかけているものがあります。加工をしていない素材本来の色は、ほんのり温かみのある白。どちらが良いという話ではなく、これも好みの世界です。 毎日着けるものだからこそ、長く使っていくうちにどう見えるかまで想像しておきたいところ。「これは表面に加工がしてありますか」とお店で一言聞けるだけで、選び方はずいぶん変わってきますよ。 成り立ちの差から仕上げの話まで、まとめて確認したい方はこちら。 ホワイトゴールドとプラチナの違いを詳しく見る 赤みの強さは、混ぜる銅の量で決まる やわらかなピンク色は、銅を混ぜることで生まれます。銅の割合が多いほど赤みは深くなり、少なめに調整すれば淡く優しい色に。だから同じ名前で呼ばれていても、つくり手によって色の濃さはかなり違います。「前に見たものと印象が違う」と感じたら、たいていはこの差だと思ってよさそうです。 肌なじみの良さが語られることの多い系統ですが、純金よりしっかりした硬さを持っている点も見逃せません。毎日着けたい方にも向いています。 白い系統や黄色い系統と重ねてもぶつかりにくいので、手持ちに一本足したいときにも選びやすい色。淡いピンクなら控えめに、深い赤みなら存在感を出して。同じ系統のなかでも狙える印象の幅が広いんです。色のふり幅がどこから生まれているのか、もう一歩踏み込んで知りたい方はこちらへ。 ピンクゴールドの配合と色の違いを見る 色の系統は、文字で読むよりも実際のジュエリーで見比べたほうが早いです。肌の上での見え方まで確かめた記事があるので、迷っているならこちらから。...
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ジュエリーの素材、どう選ぶ?|地金の違いと長く使うためのポイントを総まとめ